相模原市の
注文住宅と建築実例

相模原市は神奈川県にある都市の1つで緑区・中央区・南区の3つの区から構成されています。相模原市が1つの市として制定されたのは昭和29年の11月20日のことです。面積は328.91平方キロメートルで、平成25年～30年の平均人口は約72万人となっています（相模原市公式HP「人口と世帯数の推移」参照）。平成30年度学校基本調査の結果によると市内には幼稚園や小学校をはじめ、中学校、高校、大学、専修学校に至るまで、各種教育機関が多数存在していることが分かります。

病院や歯科医院を含む診療所も数多くあるほか、特別養護老人ホームも多く、福祉施設も充実しています。なお、相模原市にはJR横浜線の相模原駅をはじめとして、都心や地方と相模原市を結ぶ路線や駅が数多くあります。相模原へは、新宿駅から小田急小田原線で約35分、JR横浜線で約30分となっています。都心へのアクセスも良いため、相模原市に注文住宅を建てても無理なく通勤可能です。

相模原市を構成している緑区・中央区・南区にはそれぞれ異なる特徴があります。ここからはそれぞれの区について解説していきます。

#緑区
緑区は面積が253.9平方キロメートルで、相模原市全体の面積の77.2％を占めている大きな区です。緑区の東側と西側はそれぞれ異なる特徴があり、東側は工業や商業が盛んで、西側は自然が豊かであることがポイントになります。なお、東側にある橋本区はJR横浜線、相模線、京王相模原線が通っているほか、国道129号や413号が通っているなど交通の要衝となっています。また、橋本駅周辺では商業施設が数多くできたり、高層住宅の建設が進んだりなど、相模原市の中心的市街地として整備が進められています。

一方、西側にある津久井地域は自然豊かな水源地としても知られ、相模川や津久井湖があるほか、県立陣場相模湖自然公園や上大島キャンプ場などがあるのが特徴的です。なお、急病診療所である相模原西メディカルセンターや障碍者の活動支援をおこなっている津久井障害者地域活動支援センターなど福祉施設もあります。

#中央区
中央区は市役所や税務署などの行政機関がある地域となっています。中央区にある相模原駅の周辺は行政機能だけでなく商業施設や住宅地が作られるなど、相模原市の中院市街地の1つとしての役割を果たしています。なお、中央区には青山学院大学、麻布大学などの大学や宇宙科学研究本部などの学術的な機関もあります。ほかにも、中央区の南部にある相模川は夏の相模原納涼花火大会が開催される場所としてだけでなく、春や冬にもイベントが開催されたり、釣りを楽しむ人が訪れたりなど、多くの人で賑わいを見せています。

福祉施設については、中央区にも急病対策事業のほか各種がん検診などの医療事業を展開する相模原中央メディカルセンターや通所介護事業をおこなっている星が丘デイサービスセンターなどがあります。また、大野北公民館や小山公民館など、地域の公民館も点在しているので、住民同士の交流が活発になっています。

#南区
相模大野駅の周辺には百貨店や文化施設などがあることからも分かるように、南区は相模原市の中でも一大商業・業務地として知られています。南区も中央区と同様に、商業施設や高層住宅など、あらゆる機能を兼ね備えた地区で中心市街地として発展を遂げてきたのです。南区には相模女子大学グリーンホールがあり、市民だけでなく市外の人たちもコンサートや演劇を楽しんでいます。また、女子美術大学や北里大学などの教育機関、相模原ギオンスタジアムや相模原ギオンアリーナといったスポーツができる施設もあるのが特徴です。

ほかにも、多くのスポーツ広場やレクリエーション施設があるほか、高度医療機器を備える相模原南メディカルセンターや通所介護事業をおこなっている古淵デイサービスセンターなどの医療施設もあります。

相模原市緑区では橋本駅の駅前に食事ができるお店が数多くあります。たとえば、無添加のお寿司を楽しめる「無添くら寿司橋本駅前店」や手頃な価格でイタリアンを堪能できる「サイゼリヤ橋本駅前店」など、ファミリーでも入れるようなお店もあります。また、工場が併設されているのが特徴の「オギノパン」というパン屋さんでは、お惣菜パンからデザートパンまで幅広いラインナップのパンが購入できます。開店直後であっても並ばないと購入できない日もあるほど、盛況なパン屋さんとなっています。

中央区ではフランス料理を提供している「サンマルク星ヶ丘店」や横山公園の近くにある「相模原菓子工房ら ふらんす」という洋菓子店が人気となっています。「サンマルク星ヶ丘店」ではお手頃価格で焼き立てパンを好きなだけ食べることが可能です。夜はコース料理もあるので、デートで利用するのも良いかもしれません。南区では肉煮干中華そばをうたい文句にしている「肉煮干中華そば 鈴木ラーメン店」や、麺に絡む濃厚な魚介系スープが特徴の「奨 TASUKU」など、ラーメン屋さんが多くあります。

ほかにも、芸能人も通うといわれるイタリアンの老舗や、新鮮な卵を使った卵料理がおすすめのお店など、あらゆるジャンルの専門店もお店を構えています。

相模原市のおすすめ観光スポットとしては、まず「さがみ湖プレジャーフォレスト」が挙げられます。相模原市にある有名なテーマパークとして知られる「さがみ湖プレジャーフォレスト」は昼間に遊ぶのはもちろんのこと、イルミネーション期間中はそれを目当てに訪れる人もいます。アトラクションで盛り上がったり、園内を彩るイルミネーションを楽しんだりするのが良いでしょう。また「県立相模原公園」も人気があるスポットです。自然豊かな公園はゆっくり散歩をしたり、お弁当を持参してピクニックを楽しんだりすることができます。遊具もあるのでファミリーで訪れても楽しめる公園となっています。

「相模原市立博物館」も人気の観光スポットです。「相模原市立博物館」では無料の常設展に加え、有料のプラネタリウムを鑑賞することもできます。プラネタリウムは休日だけでなく、平日も上演しています。また、展示の中には相模原の歴史を学べるものもあるので、相模原について興味のある人はぜひチェックしてみると良いでしょう。