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フリーダムアーキテクツデザイン

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実は知らない家づくりの話 建物と調和する玄関ドア

設計者としての視点を
フリーダム設計士の川西さんに話を聞きました

フリーダムアーキテクツデザイン設計士・川西隆広〈一級建築士〉 フリーダムアーキテクツデザイン
設計士・川西隆広〈一級建築士〉

「大工経験者の建築士」という異色の経歴の持ち主。

フリーダムアーキテクツデザイン、建築士の川西隆広です。本企画シリーズ、記念すべき第一回目のテーマは「玄関ドア」。

ゲストが訪れた時に最初に触れる住まいのパーツ、それが玄関ドアです。フリーダムにご相談いただくお客様は、家づくりに対して強い想いを抱かれている方が多いので、玄関ドア一つとっても、その質感やデザインに対してこだわられるお客様がほとんどです。

ドアのデザインを決める時は、主に「主張型と調和型」の2つのパターンに分類することができます。

主張型とは、文字通り外観デザインに対して、アクセントカラーやグロス加工のされたインパクトのある玄関ドアを採用すること。「お客様は、どういう玄関ドアが好きなのか?」というアプローチでご提案します。

主張型の玄関ドア

主張型の玄関ドア/株式会社 LIXIL(GIESTAシリーズ)
  • S17 S17型
  • C41 C41型
  • S24 S24型
  • B11 B11型

調和型の玄関ドアとは?

一方調和型は、外観デザインに溶け込む玄関ドアのこと。理想とする外観デザインの一部としていかに調和がとれるか。お客様の中には、「玄関っぽくない雰囲気にしたい」というご要望をいただく場合もあります。現在ご要望として多いのは「調和型」の玄関ドアです。

02 調和型の玄関ドア/株式会社 LIXIL(DD シリーズ)

最近担当させていただいた面白い事例としては、お客様が気に入った玄関ドアがあり、それに全体を調和させるために、テーマを「抹茶チョコのような外観」として、デザインを進めていったというパターンがありました。
「調和型」の玄関ドアなのですが、アプローチの方法がドアを優先した進め方でしたね。こちらは、なかなか珍しいケースでした。

02 玄関ドア/株式会社 LIXIL(GIESTA シリーズ)

オーダーメイドで注意するべき点

長年住まいづくりに携わっていると、お客様の要望を実現するために、造作の玄関ドアをご提案する場合もあります。しかし、この時にしっかり考えないといけないのは、何を優先するかということ。玄関ドアは見た目のデザイン以上に、防犯性や断熱性、さらに開け心地や閉め心地といった、毎日使うものだからこそ大切にしなくてはいけない要素がたくさん詰まっています。ドアは重すぎても軽すぎてもダメ。また、完全に閉まる直前に勢いを制御する、「ソフトクローズ」の技術も現在では当たり前になっています。

こうしたすべてのことを造作の玄関ドアで実現するのは、非常に難しいです。だからこそ、造作ドアを安易にご提案することは避けなくてはなりません。

そのため、デザイン性に特化して、豊富なバリエーションがある玄関ドアは、お客様に選択肢を広げていただく意味でも、大変重要です。
その代表格が、LIXILさんのGIESTA(ジエスタ)シリーズです。写真で紹介したような木の質感を大切にしたものから、モダンなデザインまでバリエーションは大変豊富。また、防火基準についても豊富なバリエーションでカバーしていることも、都市部のお客様におススメしやすい理由のひとつです。

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メーカーさんに聞いてみました

今回は、株式会社LIXILさんより、玄関ドアの商品企画に携わる奥山さん、西澤さん、三原さんにお越しいただき、「玄関ドア」について、普段は聞けないメーカーから見た視点でのお話を伺いました。

01 左からドア商品企画グループ 奥山貴朗さん、ドア商品企画グループ 西澤直記さん、R&Dセンター 三原唯さん

デザイン、カラー共に豊富なバリエーションが
どんな建物にも調和する

───つい最近、新色が出た GIESTA(ジエスタ)シリーズですが、現在どのくらいの 種類があるのでしょうか?相当数ありますよね?

奥山さん「デザインバリエーションは、今年2016年に5つ追加されて71種類となりました。デザインと色の組合せは513通りに。さらに、ドアの取手、セキュリティの種類などを掛け合わせて、全部で1万968通りのパターンがあります。GIESTAは、LIXILの中で最もパターンの多い玄関ドアです」

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───GIESTAには、「この色とこの色の中間色がほしい!」と悩まなくてもいいくらい、色やデザインが揃っている印象がありましたが、こういうことだったのですね。なぜ、これほどパターンが多いのか、また、どういう基準でデザインや色の改廃を進めているのでしょうか?

奥山さん「GIESTAは日本全国どこでも使える玄関ドアとして、企画・開発されました。そのため、パターンが非常に多いのです。色やデザインに関しては、当社のデザインセンターが中心になって毎年トレンド調査をかけています。新築物件を実際に足で見に行き、流行のスタイルやそこから分かる流行の兆しを見極めて企画・開発を行っています」

───そうした地道な調査に裏付けされて、今日の513パターンがあるわけですね。2016年に追加された、マットな新色(マットブラック・ナチュラルホワイト)さらに、レバーハンドルは、防火エリアで使える今までの玄関ドアには無いデザインでした。ここまでシンプルな形が出たことで、私たちの提案の幅もグッと広がりました。

西澤さん「先ほど川西さんがお話されていた、まさに調和型のシンプルなスタイルを充実させることが今回のデザイン追加のポイントでした。ただ、シンプルであればあるほど、実は性能面を強化することが重要になるんです」

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───どういうことでしょうか?

西澤さん「マットでシンプルなほど、熱による反りが起きやすく、目立ちます。また、ブラックの場合、太陽の赤外線を浴びて、ブラック塗料の中のカーボンが大変な熱を帯び、ドアを反らせてしまう要因にもなりかねません。そこで、カーボンを取り除いてもブラックを表現できる特殊な塗料の企画や、様々な耐候実験を重ねながらたどり着いたのが、今回発表した新色なのです」

新しいLINE UPは建物に溶け込む
シンプルなスタイルが特徴

下はLIXIL GIESTA(ジエスタ)シリーズに追加された新ラインナップの一例。
シンプルかつスタイリッシュなシルエットが建物とよく調和し、引き立たせる。

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シンプル +「スタイリッシュ」、「ラグジュアリー」

LIXILの玄関ドアシリーズ「GIESTA」に新たに登場したラインナップはシンプルなだけではなく「スタイリッシュ」「ラグジュアリー」な要素もプラスされたスタイルが特徴。
フリーダムの設計現場でも早速、採用する物件が数多く出ている。

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カラーバリエーション
  • マットブラック

    落ち着きのある質感とカラーで、独特の重厚感を醸し出します。

    マットブラック
  • ナチュラルホワイト

    あらゆる住宅デザインになじみ、柔らかでやさしい印象を与えます。

    ムーンエボニー
  • ポリッシュシルバー

    艶を抑え、ヘアライン風に仕上げることで、シンプルさを際立たてます。

    ムーンエボニー
  • ムーンエボニー

    エボニー(黒壇)の美しい縞模様を再現。豊かなゆらぎ線と優雅な艶が、玄関に高級感をもたらします。

    ムーンエボニー
  • ドレーブシカモア

    ヴァイオリンの名器に使われている流麗な柄を再現。シカモア材の無垢感と美しい光沢感がエレガントな印象を与えます。

    ドレーブシカモア
ハンドルバリエーション
  • H型ハンドル

    装飾を削ぎ落とし、住宅のパーツとして使いやすさを追求したレバーハンドルデザイン。

    H型ハンドル
  • S型ハンドル

    シリンダーとハンドルが一体化した美しいプロポーション。簡単に開閉できる、プッシュプル方式を採用。

    S型ハンドル
───メーカーさんの玄関ドアと言えば、防犯面も非常に信頼を置くことができますが、GIESTAには何か特殊な機能は備わっていますか?

奥山さん「GIESTAのすべてのパターンには“3鎌”という特殊な錠が採用されています。様々な侵入手口の対策として、1ヶ所の錠を閉めると、鎌が2つ出てきてドアをロックし、合計3ヶ所に鎌がしっかりかかる錠を考案しました」

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───これなら安全ですね。やっぱりこういう性能面は、造作のドアではまったく太刀打ちできない部分。特にデザイン性も優れているGIESTAなら、こだわり派の多い当社のお客様にも自信を持って紹介することができます。

奥山さん「ありがとうございます。私たちは玄関ドアを“生命と財産を守る住まいの要”だと考えています。20年、30年と住み続ける住まいです。だからこそ、デザインを楽しみながら、安心感もしっかり提供していきたいと思っています」

三原さん「これからは、私たち若手世代も加わり、さらに新しいトレンドを提案していきたいと思います!」

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奥山貴朗さん 株式会社LIXIL ウィンドウシステム事業本部
ドア事業部 ドア商品部
ドア商品企画グループ
主査 奥山貴朗さん

1998年に旧トステムに入社。1年ほど生産部門の勤務を経て以来、商品企画部署を歴任。コンセプト設定、コスト目標など、開発・営業・生産の各チームをつなぎ合わせる企画グループのベテラン。

西澤直記さん 株式会社LIXIL ウィンドウシステム事業本部
ドア事業部 ドア商品部
ドア商品企画グループ
主査 西澤直記さん

2005年に旧トステムに入社。エクステリア商品開発・設計を担当。その後、現在のドア事業部へ。住宅地を歩いていると、つい自社製品に目が行き、頭の中で商品名やスペックが自然と出てくるほど、商品知識が豊富。

三原唯さん 株式会社LIXIL R&Dセンター商品戦略G
三原唯さん

2016年入社の若手。技術系の職場にもかかわらず、商品企画に関する事にも広く携われる職場に、仕事の醍醐味を感じている。「これからお客様によい商品をお届けできるように頑張りたい」

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