意外と多い新築駐車場トラブル!駐車に必要なスペースは一体どれくらい?

96,941 view

意外と多い新築駐車場トラブル!駐車に必要なスペースは一体どれくらい?

マイホームを新築する際に多くの人が敷地内に駐車場を作りますが、実は駐車場の設計を誤ると、とんでもない問題が起きることがあります。
特に多いのが、駐車場の広さが十分に取れていなかったというスペース関連のものです。
せっかく夢のマイホームが完成した後に、駐車場トラブルのせいで不便な生活を強いられては台無しになってしまいます。
後々の修正が難しい場所だからこそ、将来のことも考えて設計しなくてはなりません。

そこで、この記事では駐車スペースの具体的なサイズの目安、また長く住むことを見据えたときに注意したいポイントなどについて解説していきます。

駐車場つくりでみんなが考えた駐車に必要なスペースとは?

駐車場つくりでみんなが考えた駐車に必要なスペースとは?

まずは、駐車場を作ったことのある人を対象にどれくらいのスペースが必要だと考えたかアンケートをとってみました。

1台分だけは少数派… 多くが子どもや来客の分も想定している

・車が2台余裕で駐車できるぐらい。来客の時に困らないので。(20代/女性/正社員)
・普通自動車と自転車が3~4台置けるくらい。将来的に子供が通学などで自転車を使うことになると思ったから。(20代/女性/正社員)
・3台分作りましたが、(2台は屋根のある所、1台は屋根のない所)子どもが運転するようになると、もう1台分必要になり、むりやり屋外に置きました。4台分は必要かと思います。(50代/女性/専業主婦)
・趣味用の車が一台と夫婦一台ずつの計3台分ほどが必要だと思いました。来客の際や、将来介護が必要になった時のために広めのスペースが欲しかったからです。(30代/女性/個人事業主・フリーランス)
・敷地に余裕があるのであれば、所有台数×1.5ぐらい。洗車のスペースを確保できるから。(30代/男性/正社員)

【質問】
駐車場を作る際、スペースはどれくらい必要だと思いましたか?

【回答結果】
フリー回答
調査地域:全国
調査対象:【年齢】20 – 29 30 – 39 40 – 49 50 – 59 60
調査期間:2017年09月04日~2017年09月11日
有効回答数:149サンプル

アンケート結果を見てみると、ほとんどの人が余分に駐車できるスペースを確保していました。
駐車スペースは一度決めてしまうとなかなか変えることができないので、現在の所有台数は1台だけという家庭でも、来客時や車を買い足す可能性を考慮して駐車場スペースを余分に見積もったようです。
また、駐車場に物を置いたり洗車したりするための広さが必要だと答えた人もおり、駐車場をつくるには各家庭の生活環境やライフスタイルを見据えることが大切だということがわかりました。

車幅だけじゃ不十分!新築駐車場に必要な基本的スペースとは?

車幅だけじゃ不十分!新築駐車場に必要な基本的スペースとは?

車種によって車の大きさは異なります。例えば軽自動車は全長3400mm×横幅1480mm、中型車は全長4800mm×横幅1700mm、大型車であれば全長5100mm×横幅1880mmなので、各家庭で使用している車の大きさを考慮したうえで駐車スペースを決める必要があります。駐車場に必要とされている一般的なスペースは、軽自動車が縦4m×横幅2m、大型車であれば縦5~6m×横幅2.5m以上になります。しかしこれはスムーズに駐車でき、かつ人が普通に車から乗り降りできるほどのスペースです。
もしも駐車場前の道が狭いのであれば、何度も切り返ししなければ駐車できないかもしれません。また、車いすを使用している人がいる家庭や、荷物をスムーズに積み下ろししたいという人は、車のドアを全開にしてもドアが壁にぶつからないようなスペースが必要です。その場合、基本の駐車スペースよりも広めに駐車場を確保した方がいいでしょう。

また駐車場を使うのは車だけではありません。バイクや自転車を使用する家庭は、1台あたり1m×2mほどの駐車スペースも確保しなければならないので、車以外の乗り物も考慮しましょう。

今後買う予定の車のスペースも考えよう!

今後買う予定の車のスペースも考えよう!

駐車スペースを考える際は、現在だけでなく将来の車の所有事情も見据える必要があります。
その理由を具体的に理解するために、新築住宅を建てる新婚夫婦を例に考えてみましょう。

男性は会社勤めで車通勤をしている、女性は専業主婦で滅多に車を使わないと仮定します。夫婦が所有する車は、軽自動車1台です。
その場合、「夫しか車を運転しないから、駐車スペースは所有している軽自動車1台分だけで十分だ」と考えがちかと思います。当分の間は、この駐車スペースで十分かもしれません。
しかし今後、女性が仕事を始めて車通勤になるかもしれません。また、子どもに恵まれて大きい車に買い替えたり、その子どもが成長して車を所有するようになるかもしれません。
このように将来を考えたとき、軽自動車1台分のスペースでは全く足りなくなってしまうのです。

駐車場は家のスペースとの兼ね合いをもとにつくるので、一度駐車場をつくると簡単に駐車スペースを広げることができにくくなります。
将来駐車場スペースの不足に悩まないためにも、現在持っている車だけではなくいずれ買い替える可能性のある車のサイズや、台数の増加などについてもしっかり検討しましょう。

忘れないで!車椅子や来客用の駐車スペースも重要!

駐車場をつくるときは、来客用スペースや家族がケガをしたときにもスムーズに出入りできるようなスペースを考えることが重要です。
来客用に必要なスペースは、よく訪問する車の台数を考えるのはもちろん、それほど来客がないという家庭でも宅配便用の駐車スペースを考えましょう。敷地内に来客用駐車場がなくてもコインパーキングに停めてもらえば問題ありませんが、自宅近くにコインパーキングがない場合に来客が路上駐車をしてしまう可能性があります。路上駐車は追突や歩行者の飛び出しといった事故の原因になるので、敷地内にはできるだけ来客用の駐車スペースをつくることが大切です。
次は家族のケガを考慮した駐車スペース作りについてです。例えば事故で足を骨折した場合、車椅子の使用や介護を必要とすることがあります。その際、駐車場で車のドアを全開できるほどのスペースがないと乗り降りしづらく、ドアをぶつけてしまう可能性があります。
車椅子利用者を考慮する際は、車体から約1.4mのスペースを設けてスムーズに乗り降りできるようにしましょう。

駐車スペースは住居スペースとのバランスが大切

駐車スペースは将来を見据え広めに確保しておきたいですが、広ければ広いほど良いというわけではありません。駐車スペースを広く取ると、その分住居スペースが狭くなるからです。
そのため、「十分な駐車スペース」と「住居」のバランスをうまく取る必要があります。

しかし、家族構成、土地の広さや車の台数など、様々な要因により適切な駐車スペースは変わってきます。そのため、具体的にどのくらいの広さが適切かの判断は難しいかと思います。
そこで駐車スペースを決める際にオススメしたいのが、様々な住宅事例を参考にすることです。

フリーダムアーキテクツでは、駐車スペースと住居のバランスを検討するための参考資料として「住宅作品集」をご用意しております。住宅作品集では、フリーダムアーキテクツが手がけた住宅のうち、約40例を豊富な写真と共にご紹介しています。
外観の写真だけでなく、間取りや価格、それぞれの家のこだわりポイントもあわせて解説しています。
家づくりを進めるにあたり、ぜひ参考にしてください。
◆◆「フリーダムが手掛けたデザイン住宅の作品集を今なら無料でお届けします。

関連記事:

詳しくは、駐車場付きの外構は種類もメリットもたくさん!工事前に押さえたいポイントとはをご参照ください。

 

カテゴリー:

新着記事

おすすめ記事