新築で失敗したくない!憧れのビルトインガレージにする際に押さえたいポイントとは

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新築で失敗したくない!憧れのビルトインガレージにする際に押さえたいポイントとは

自宅に駐車場をつくるとき、十分な駐車スペースがなくてどうしたらよいか迷ってしまう家庭もあるでしょう。そういったケースの対処法のひとつに、ビルトインガレージが挙げられます。
ビルトインガレージは車庫と家の導線がスムーズになるなどのメリットがありますが、一方で間取りの制限や費用面でデメリットがあるため制約が多く、つくる前にしっかりとポイントを押さえておく必要があります。
この記事では、ビルトインガレージをメリットとデメリットの両方から探ります。

ビルトインガレージにするメリットとは?

ビルトインガレージにするメリットとは?

ビルトインガレージには四点のメリットがあります。まず一点目は車を悪天候や犯罪から守ることができるという点です。
ビルトインガレージは家の中に車をすっぽりと入れておくことができるので、雨風はもちろん雪の多い地域では除雪の手間を省くことができます。
悪天候から車を守るという点ではカーポートも同様の役割を果たしますが、ビルトインガレージは壁とシャッターもあるので、愛車へのいたずらや盗難などの犯罪をより防ぐことが可能です。
二点目は、駐車場と家の中への導線がスムーズだという点です。これまで帰宅したとき、屋外の駐車場から家の中に入る際に雨に濡れてしまった経験や、大荷物の運搬に苦労した経験がある人はいないでしょうか。
これがビルトインガレージを設置すると、移動中に雨に濡れてしまうこともありませんし、車を降りたらすぐ室内に入ることができるので大荷物の運搬も手間が少なくなります。
三点目は、車の整備や鑑賞、秘密基地のような使い方をするなど趣味としてのスペースにも使えるという点です。ガレージ内にシャッターやライト、工具を設置すれば、時間や天候を気にすることなく好きな時間に趣味に没頭することができます。そして、四点目は敷地面積を有効活用できるという点です。
一般的に、駐車場をつくる際は家の敷地を省いて別に駐車スペースを考えなければなりませんが、ビルトインガレージだと駐車場を家の中に組み込むので、都市部のような狭い土地でも駐車場をあきらめる必要がありません。

ビルトインガレージはどれくらいの費用がかかる?

ビルトインガレージはどれくらいの費用がかかる?

メリットが盛りだくさんのビルトインガレージですが、一方でデメリットもいくつかあります。
その一つが費用面です。ビルトインガレージは家の中に車庫を組み込む構造のため、屋根やゲートを付けるだけのほかの駐車場と比べて建築費用がグンと高くかかってしまいます。
ビルトインガレージは家と一体になるうえに地域によって坪単価が大きく異なるため、駐車場だけに費用がいくらかかるかを算出するのは難しいのですが、車1台分(約5坪)のビルトインガレージをつくるのに約250万円かかります。
さらに、ビルトインガレージは一階部分が空洞になることから、一般的な家よりも耐震などに弱く、排気ガスや防犯対策などをする必要もあります。
そのため建物の耐震補強や、シャッターや照明、換気扇の設置などさまざまなオプションを付けることで料金が大きく変わります。
しかし、実はあるポイントを押さえれば節約につなげることも可能です。それは、ビルトインガレージの面積を延べ床面積の5分の1までにして固定資産税を安く抑えるという方法です。
家族が使いやすい駐車場をつくることは大切ですが、新築時にコストダウンのコツを知っておくと長年支払わなければならない料金を削減することができるのです。

ビルトインガレージで注意したい間取りとは

ビルトインガレージで注意したい間取りとは

ビルトインガレージを新築する際に、注意したいポイントが二点あります。一点目はビルトインガレージのない家と比べて、自宅の間取りが制限されてしまうという点です。一般的な家では一階にリビングやダイニング、お風呂などがあります。
しかし、ビルトインガレージは一階部分に車1、2台ほどを置く約6~8畳ほどのスペースが必要になるため、一階の居住スペースが約一部屋分減ってしまいます。
そのため一階のほとんどを駐車場と割り切って、三階建ての一軒家にするといった対処法を考えておく必要があります。
二点目は騒音対策についてです。
一般的なビルトインガレージは、居住スペースとの間にドアを設けて駐車場と居住スペースを区切ってはありますが、家の中に車庫があることに変わりはないため、どうしても車の発進や駐車時には家の中にエンジン音が響いてしまいます。
そのため、もし朝早くや夜遅くに車を使うことが多い家庭であれば、一階にお風呂、二階にリビングやキッチン、三階に寝室を置くなどして家族が車の騒音に悩まされないような作りにするといいでしょう。

ビルトインガレージのどこに魅力を感じる?

最後にビルトインガレージに対する印象や憧れについて調査したアンケート結果を紹介します。

【質問】
ビルトインガレージへの憧れはありますか?

【回答結果】
いいえ : 53
はい : 47

調査地域:全国
調査対象:年齢不問・男女
調査期間:2017年09月04日~2017年09月11日
有効回答数:100サンプル

ビルトインガレージへの憧れはありますか?

車愛好家にとっては憧れ!でも耐震性や冷えが気になるという意見も…

今回のアンケートでは、ビルトインガレージへの憧れはほとんど半々に分かれる結果になりました。
まずは、「いいえ」と回答した人の意見を見てみましょう。

・イメージですが耐震性が低くなる気がする。また一階を居住に使えないのは不便。(50代/女性/正社員)
・寒冷地なので、下に広い空間があると底冷えしそうなので、憧れはありません。(30代/男性/正社員)
・駐車する時に建物にぶつけそうで怖いから。(20代/女性/パート・アルバイト)

「いいえ」の回答理由では、耐震性が心配だという声が多く見られました。
また、少数派ではありますが駐車が苦手な人や居住スペースが削れるのが気になる人もおり、そういった人にはビルトインガレージは少し躊躇してしまうようです。
一方、「はい」と答えた人のコメントは次の通りです。

・天気の悪い日も気にせずに車の乗り降りができるし、車も汚れから守るので傷みにくいと思うので、憧れます。(40代/女性/無職)
・自分の愛車との距離感が近く、ビルトインガレージは快適な整備環境。また車を単なる交通手段の道具としてではなく、自宅のインテリアとして配置することができるのが粋だと思う。(20代/男性/派遣社員)
・あります。車が大好きなので目の前に車があると落ち着けそうです。(20代/女性/パート・アルバイト)

「はい」と答えた人の声を見てみると、車が好きだという人はもちろん、荷物の積み下ろしの手軽さや防犯性を評価している声が多数挙がりました。
ビルトインガレージだと愛車がインテリアになるうえに、家の外観がスタイリッシュでおしゃれに見えると考えた人が多いようです。

今回のアンケートでは、「いいえ」と答えた人が「はい」と答えた人よりも若干上回りました。
詳しく意見を見てみると、いいえ派でも「そもそも車を持っていない」、「ビルトインガレージを知らなかった」という声が多く挙がっているので、純粋に評価がほぼ真っ二つに割れたとは言えませんが、いずれにせよビルトインガレージをつくる際はメリットとデメリットの両方を踏まえる必要があるようです。

まとめ

見た目がスタイリッシュで趣味の場として活用できることから、車好きの人から憧れの的となるビルトインガレージ。
しかし、ただ「格好いいから」といった理由だけで家の間取りや費用を考えずに新築してしまうと、後々デメリットの方が大きくなってしまい、快適な生活とはかけ離れてしまう恐れがあります。
憧れのビルトインガレージ生活を満喫するためにも、今後の生活スタイルをしっかり見据えてからつくりましょう。

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詳しくは、駐車場付きの外構は種類もメリットもたくさん!工事前に押さえたいポイントとはをご参照ください。

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