新築住宅のキッチンにこだわりたい… まず知るべきこととは?

31,114 view

家を新築する際に不満が出やすい箇所の一つがキッチンです。
キッチンは実際に使う人でないと、何が必要で何が不要なのかが分かりにくいという特徴があります。また、普段から使う人が限られることから、不満を感じる人も限られるため、後回しにされがちです。
しかし、使う人は毎日長時間を過ごすスペースですから、不満の出ないようにしっかり考えましょう。
そこで、満足できるキッチンづくりに欠かせないポイントについて解説します。

キッチンの不満を調査!理想と現実のギャップはある?

まずは、キッチンでどんな点が不満になりやすいのか、アンケートを取って調べてみました。

【質問】
自宅のキッチンに不満な点はありますか?

【回答数】
不満がある:73
特に不満はない:99

調査地域:全国
調査対象:【年齢】20 –
調査期間:2017年03月31日~2017年04月06日
有効回答数:172サンプル

使うときのことを考えて選ぶことが大事

今回のアンケートでは、特に不満はないという人のほうが多いという結果になりました。

・かなりこだわりました。料理が大好きなのでキッチンの設備は全て業務用です。
備え付けのオーブンが夢だったので、大型の七面鳥も焼けるオーブンを入れてガスとIH両方使えるようにして、ガスは大きな鉄板付きでかなりのお気に入りです。(30代/専業主婦・主夫/女性)
・事前にいろんな方の家を見せてもらい、かなり検討して好きな構成にしたから。(30代/自営業(個人事業主)/女性)
・レイアウトは何度もシュミレーションしたり、妻とモデルルームを見学したりして決めました。(40代/会社員/男性)

不満がないと答えている人は、事前に細かい点までしっかり比較検討してからキッチンのレイアウトや設備内容を決めているようです。
男性の方は、実際にキッチンを使う奥様の意見を十分に取り入れるようにしていることがわかります。
一方、不満があると答えた人のコメントは以下の通りです。

・狭いので人とすれ違う際にぶつかる。行動範囲を考え設計すれば良かった。(50代/専業主婦・主夫/女性)
・出来合いのシステムキッチンを入れたのですが、妻の身長に合わなかった。(60代/パート・アルバイト/男性)
・天井までフルに使えるような収納にしておくべきだったなと思います。デッドスペースがもったいない。(40代/専業主婦・主夫/女性)

不満を感じている点は、スペースの狭さと収納スペースという人が目立ちましたが、システムキッチンの高さという声も複数ありました。
実際に使うときのことをイメージして選ばないと不満に繋がるようです。

今回のアンケートからは、満足度の高いキッチンをつくるためには、事前の情報収集や実際に使う人に合わせることが大事であることがうかがえました。
では、実際のキッチンの失敗例と成功例を見ていきましょう。

新築にありがちな失敗って一体?キッチンの失敗例

新築のキッチンで失敗したと感じやすいのは、収納とシステムキッチンの高さ、そしてキッチンスペースの狭さです。収納はスペースが少ないという以外に、使い勝手が悪いという不満があります。
具体的に言うと、しまえるけれど取り出しにくい収納です。重ねれば入るけれど一番上の物しか取り出せないとか、高い位置に収納がたくさんあるけれど、踏み台に乗っても奥まで手が届かないなどというパターンです。
また、床下収納を設ける位置を失敗して扉の上に冷蔵庫や食器棚が乗ってしまうケースや、パントリーを作ったものの換気が悪くて使えなかったというケースもあります。
システムキッチンに関しては、作業台の高さを使う人の背の高さに合わせられるということを知らない人が少なくないようです。標準の高さの物を選んで失敗したという声が多いので、背が高い人や低い人は要注意です。
キッチンが狭くなる原因が、リビングを広く取ったことによるしわ寄せということが少なくありません。
キッチンには食器棚や冷蔵庫を置くスペースと人が立つスペースが必要です。そのことも計算して十分な広さを確保しましょう。

キッチンの間取りを考えよう!失敗例と成功例

キッチンは間取りも大事です。同じ面積のキッチンでも物の配置の仕方で動線が変わります。たとえばシステムキッチンですが、I型とL型があります。I型の場合横に移動距離が長くなりますが、L型キッチンはほとんど動かなくても作業ができます。
ただし、設置スペースや収納スペースに違いができます。
対面キッチンにした場合には、キッチン前にどのくらい壁を設けるかによって確保できる収納スペースの量に差が出てきます。レンジ前には壁を設けて、シンク前にだけ対面スペースを設けると使いやすくなります。失敗したと感じる人が多いのはアイランドキッチンを設置した間取りです。
アイランドキッチンは、キッチンとリビングの境目が分かりにくいうえに、収納も少ない形状です。生活感が出てしまうため周りには何も置けないのに、物をしまうスペースがないためとても使い勝手が悪いという声が多いのです。
調理の音や臭いもリビングの快適感を損なうことになるため、ある程度キッチンとリビングのあいだに壁がある造りのほうが生活はしやすいと言えます。

キッチンには家事動線が最重要!?使いやすさを考える

キッチンには毎日立つ人が多く、特に専業主婦の場合には、1日のうちの大半をキッチンで過ごすことになります。
キッチンでは無駄な動きをしなくてもいいように、移動距離を短くできるようなレイアウトをすることが重要です。どんな形のシステムキッチンを設置するかによってキッチン前での動線が決まります。
そのうえで、調理の際にどのように動くかを考えると、食器棚や冷蔵庫の最適な置き場所がわかります。
使いやすいキッチンにするためには、限られたキッチンスペースに合う形のシステムキッチンなのか、そのシステムキッチンに合う冷蔵庫や食器棚の置き場所が確保できるのかという点がポイントになります。

まとめ

キッチンで調理をする人は、もしかしたら家族の中の一部かもしれません。しかし、キッチンに立つ人にとっては、使いやすいキッチンかどうかが住みやすい家かどうかの大きな基準になります。
キッチンで過ごす時間が長い人にとっては、キッチンのでき具合がモチベーションを左右します。
一緒に暮らす家族のために料理をする場所でもあるキッチン。新築のキッチンづくりには、実際にキッチンを使うことになる人の意見を十分に取り入れるようにしましょう。

◆◆フリーダムのキッチン実例をチェック

関連記事:

◆◆新築住宅はよく吟味して決めるべき!?ありがちな失敗事例特集

◆◆フリーダムが手掛けたデザイン住宅の作品集を今なら無料でお届けします。

カテゴリー:

新着記事

おすすめ記事