zeh住宅ってどういう家?特徴を徹底解説!

219 view

新築の住宅を建てる人に、zeh(ゼッチ)住宅という住まいがとても注目されています。言葉は聞いたことがあるという人もいるでしょう。光熱費などのランニングコストをなるべくかけずに済む省エネルギー住宅が人気ですが、zeh住宅はその中でもさらに進んだ住宅です。この記事では、住まいに関心が高い人や、これから家を建てようと思っている人に向けて、zeh住宅とはどういうものなのか、メリット・デメリットなどについて紹介します。

 

zeh住宅って何?

zeh(ゼッチ)とはネット・ゼロ・エネルギー・ハウスの略称です。簡単に、ゼロエネルギー住宅とも呼ばれています。住宅のエネルギー収支が実質ゼロ、あるいはプラスになる住まいのことをいいます。住宅では、空調や冷暖房設備や、給湯設備などで多くのエネルギーが使われています。これを一次消費エネルギーといいます。これがゼロまたはプラスになるように工夫された家が、zeh住宅なのです。

このような家が実現するために必要なのは、エネルギーを使わないこと(省エネ)と、エネルギーを作り出すこと(創エネ)です。そのために、zeh住宅では住宅の断熱性能を上げ、省エネ効果の高い最新設備を取り入れるとともに、太陽光発電を利用してエネルギーを作り出します。そして、これらによって家のエネルギー収支をほぼゼロの状態にするのがzeh住宅ということになります。

世界的に燃料などが少なくなってきている時代に、zeh住宅は無駄なエネルギーを消費しないで住み続けることができる理想的な家です。そこで、国でもzeh住宅を推奨しており、補助金も受け取れるようになりました。

 

zeh住宅にするメリット

zeh住宅にするメリットは、いろいろあります。まず、快適性が上がることです。これまでの住宅は、暑ければ冷房で、寒ければ暖房で調節するのが一般的でした。また、お湯が必要なときは電気やガスで沸かすのが普通の方法でした。しかし、zeh住宅は建物の断熱性は高いので、冷暖房をほとんど使わなくても快適に過ごせます。冷暖房に頼りきりにならずに、一年を通して快適に過ごせるようになるのがメリットです。お湯もzeh住宅では主に太陽光発電で沸かすことになります。

地震・災害に強いのもzeh住宅のメリットです。太陽光発電や蓄電システムを自宅に持っているので、万が一の災害のときに電気やガスなどのインフラ設備がダウンしても、影響を受けません。いざというときにこのようなシステムを自宅に備えているのは、とても心強いものです。

相続・売却の際に有利になるというメリットもあります。zehマークという認証表示がスタートし、認証を受けた住宅は査定の際に有利に扱われるようになりました。いざ家を売るとなったときに、家の大きさなど同じ条件のほかの家よりも高く売ることができるというわけです。

 

zeh住宅にするデメリット

zeh住宅にもデメリットはあります。まず、初期費用が高額なことです。zeh住宅は建物性能が高い家なので、それなりにイニシャルコストがかかります。断熱性も高める必要がありますし、太陽光発電を設置する費用もかかります。家が完成してからは、寒暖差の少ない家なので冷暖房費用や給湯費用といったランニングコストは大幅に節約できますが、そのぶん初期費用はかかります。

具体的にいくらかかるかは、zeh世帯を対象にした相場データの公表がないため、わかりません。ただし、一般的な家を建てるよりも200〜300万円ほど費用をかけてzeh住宅を建てているといえるようです。

また、新しい家のかたちなので、建てたくてもハウスビルダーがまだzeh住宅の建設に慣れていない可能性もあります。zeh住宅にするためには、断熱性能の高い家にしなくてはならないので、建てるほうにも知識と技術が必要です。経験の浅いハウスビルダーなどでは建てられないケースも大いにありえます。依頼する場合は、zeh住宅の施工実績がどのくらいあるのかチェックしたほうがよいでしょう。さらに、この点については「ZEHビルダー評価制度」があり、実績あるZEHビルダーを判断しやすくなりました。

 

受け取れる補助金はいくら?

zeh住宅にすると、補助金を受けられるのも大きなメリットです。国はネット・ゼロ・エネルギー・ハウス支援事業として積極的に活動しており、2020年までにzeh住宅を新築住宅での標準にすることを目標に掲げています。そのため、補助金も手厚く支給されているのです。

国が行っているのは、ZEH支援事業と呼ばれます。これによれば、zeh住宅の要件を満たす場合は、70万円の補助金を受けられます。また、追加要件として低炭素住宅と認められると、プラス20万円の補助金が受けられます。加えて蓄電システムを設置すると、3 万円/kWh(上限30万円又は補助対象経費の3分の1のいずれか低い額)が受けられます。

また、「ZEH+」という新しい制度も2018年から導入されました。これは、ZEHの基準よりもさらに厳しい基準をみたした住宅のことで、認定を受けると、115万円の補助金が受けられ、蓄電システムの補助金も45万円となります。いずれも支給を受けられるのは、戸建住宅を新築する人、新築戸建て建売住宅を購入する人、自宅をZEHに改修する人です。

 

zeh住宅にするための条件って?

zeh住宅として認証を受けるためには、いくつかの条件をクリアしなければなりません。まず、基準値以上の気密性が高い住宅にすることです。UA値で表される強化外皮基準が、地域ごとに定められた基準値を満たしていなければなりません。

また、設計一次エネルギー消費量が、基準一次エネルギー消費量より20%以上削減されていることも必要です。エアコン・換気・照明・給湯で使用されるエネルギー(基準一次エネルギー)が設計上の計算で、一般住宅よりも20%以上減ることが示されなければなりません。さらに、再生エネルギーも加えた設計一次エネルギー消費量が、基準一次エネルギー消費量から100%以上削減される必要があります。

太陽光発電など再生可能エネルギーシステムと再生可能エネルギーを導入していること、高効率な設備が導入されていることも条件です。加えて、太陽光パネルを屋根等に載せていることと、HEMS(エネルギー測定装置)を導入していることも条件です。HEMSとは、Home Energy Management System(ホーム エネルギー マネジメント システム)の略で、パソコンモニターなどで各設備の省エネ状態を確認できるシステムを備えていなければなりません。

 

暮らしやすくてコスパが良いのがzeh住宅の魅力

zeh住宅は、住まいの性能を高めて住宅の快適性をアップすることを目指す住宅で、コスパの面でも優れているのが特徴です。省エネ化を推進している国も奨励している住宅であり、補助金も受けられます。性能を高めるために、建築のイニシャルコストは多少かかりますが、補助金制度などをうまく使って費用を抑えることが可能です。zeh住宅はランニングコストがかからないので、トータルで見るとコストメリットは大きいといえるでしょう。何よりも、冷暖房設備をほぼ使わずに快適な生活を送れる家を建てられるのが理想的といえます。これから住宅を建てようと考えているのであれば、zeh住宅を検討してみてはいかがでしょうか。

 

フリーダムには「家づくり」に関する各種相談窓口がございます。
家づくりを検討されている方、土地をお探しの方、新築・中古問わず住宅の購入を検討されている方、すでにフリーダムとご契約されている方など、
どのようなご相談にも無料でお答えいたしますので、お気軽にご相談ください。

◆◆「フリーダムが手掛けたデザイン住宅の作品集を今なら無料でお届けします。

カテゴリー:

あなたにおすすめ

新着記事

おすすめ記事

PR

注文住宅やリノベーションを検討中なら必見!こだわ…

こだわりの住宅設備・建材をネットでも販売しているサンワカンパニー。 サンワカンパ

1000万円台で新築注文住宅を建てる

PR

新築注文住宅を予算に合わせて検討しよう!1000…

間取りやキッチンなどの設備、内装、リビング空間まで家の中のあらゆる部分を自分でカ

リノベーション

まさに憧れ!中古一戸建てリノベで海外ホテル風ライ…

薄暗かった中古一軒家を海外ホテル風に大変身!!理想の暮らしをどうやって実現させた

デザイン住宅の暮らし

【リノベ】家の中で橋を渡る!?窮屈間取りから大収…

賃貸住宅で生活していたご夫妻。家賃がもったいないということで家づくりを検討しまし

デザイン住宅の暮らし

おしゃれで快適!最高の「階段」エリアをつくるアイ…

上階と下階を繋ぐ「階段」。上下の移動としての役割だけでなく、階段そのもののデザイ

デザイン住宅の暮らし

インスタ1番人気!『吹き抜け×2階フロア』のある…

公式Instagram 5万7000人のフォロワーさんが選んだ、フリーダムアーキ

デザイン住宅の暮らし

繋げたまま空間を区切る!スキップフロアのある間取…

狭小地や平屋住宅で活用されることの多い「スキップフロア」。スキップフロアを活用し

デザイン住宅の暮らし

西海岸風!おしゃれなサーフ系インテリア空間をつく…

アメリカ西海岸の雰囲気を取り入れた、爽やかでリラックスした空間が人気のスタイル!

デザイン住宅の暮らし

大人っぽさ満点!クールでこなれた【男前インテリア…

話題の【男前インテリア】でクールな部屋を作るポイントをまとめてご紹介します♪ C

デザイン住宅の暮らし

狭小住宅でもおしゃれに快適ライフを楽しめる!狭小…

都心の一軒家に住みたい・・そんな方におすすめなのが、工夫を凝らした狭小住宅。狭小

デザイン住宅の暮らし

屋上を特別な空間に!こだわりのおしゃれ屋上空間ア…

屋上にこだわる人、増えてます!都心の狭小地でも、屋上空間を工夫することでより豊か

デザイン住宅の暮らし

車好きさん必見!大切な愛車を常に感じられる理想の…

車好きさん必見!いつか住みたい夢のような憧れガレージハウス実例をまとめてご紹介し

デザイン住宅の暮らし

インテリア並みのおしゃれさ!主役級ステンレスキッ…

スタイリッシュでシンプル、高級感と光沢感もあってお手入れも簡単な「ステンレスキッ

デザイン住宅の暮らし

今、憧れるのはシンプルおしゃれな白い壁の家!「ス…

スタイリッシュさが人気の「白い外観の家」!その魅力や素敵に見せるためのポイントを

デザイン住宅の暮らし

憧れ住宅NO.1!今住みたい「平屋住宅」の建築実…

今住みたいのはおしゃれな「平屋住宅」。人気の理由や平屋のメリット、おしゃれな平屋

デザイン住宅の暮らし

モダンでシンプル!NY SOHOスタイルのインテ…

今人気のNY SOHOスタイルの空間をつくるポイントをわかりやすくまとめてご紹介

デザイン住宅の暮らし

【話題】両親へ贈る世界でたった1つの「邸宅」がつ…

学生時代の経験から「両親へ家をプレゼントして恩返しがしたい」と思っていたという施

デザイン住宅の暮らし

フォトジェニックすぎるマイホーム!SNSで話題沸…

「フリーダムアーキテクツ」のインスタグラムで特に話題を集めた「フォトジェニックマ

デザイン住宅の暮らし

家の第一印象は「玄関」で決まる!おしゃれで機能的…

来客時、リビングよりも先に通るのが「玄関」。玄関は家の顔!といってよいほど、実は

デザイン住宅の暮らし

かわいすぎる!今すぐ真似したいおしゃれな子供部屋…

とってもかわいい&お役立ちなアイデア満載♪子供部屋のインテリアコーディネートをま

デザイン住宅の暮らし

思わず外で過ごしたくなる!おしゃれなウッドデッキ…

だんだんとあたたかくなってきた今日この頃♪家にいながら外の景色や自然を体感できる

リノベーション

築20年のマンションを海外リゾートホテル風にフル…

築20年のマンションを、海外リゾートホテル風にリノベーション!マンションの特徴を

デザイン住宅の暮らし

【話題】有名漫画家夫妻が建てた理想の「アトリエ兼…

話題沸騰中!VR技術を使って個性やアイデアをカタチにした理想の家を提案する「社長

デザイン住宅の暮らし

大人気「吹き抜けLDK」のメリットや相性のいい間…

今大人気の「吹き抜けのある家」!吹き抜けを作るメリットや、吹き抜けのあるLDKと

リノベーション

趣味を思い切り楽しめる&フレキシブルな理想の住ま…

趣味のアウトドア&自由に部屋数を変化できる理想の住まいを、マンションリノベーショ

デザイン住宅の暮らし

キッチンカウンターを活用!おしゃれなBAR&カフ…

いま、おしゃれなBARやカフェのような「カウンター」を設置したキッチンが人気を集

リノベーション

家具デザイナー×建築士がタッグ!オリジナル家具と…

家を買える土地に住むのではなく、住みたい土地に家を買う。中古マンションのフルリノ

デザイン住宅の暮らし

自然を感じるリゾートLDKに住みたい!明るくて開…

海外のリゾートに来ているかのような開放的で明るいLDKで暮らしたい!そんな理想の

デザイン住宅の暮らし

実は一番見られてる?!入った瞬間「センスが良い家…

玄関は家の顔ともいわれるほど、玄関エリアはお客様を迎える大切な空間です。家に入っ