リノベーションでアメリカンヴィンテージに!5つの事例を紹介

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中古の住宅やマンションをあるテーマに沿って改装する「リノベーション」が人気です。リノベーションでは、もともとあった空間とまったく違ったオリジナリティあふれるテイストに作り変えることができます。
中でも注目されているのが、アメリカンヴィンテージのようなおしゃれな空間です。マンハッタンのアパートやブルックリンのカフェなど、この記事では、アメリカンヴィンテージにリノベーションをした事例を5つ紹介していきます。

 

【事例1】ニューヨークのアパート風リノベーション

ニューヨークのアパートのおしゃれな雰囲気はどこからくるのでしょうか。ひとつには、古いものと新しいものがうまく融合して共存している点があげられます。建物自体は19世紀や20世紀の初頭に建てられていても、そのインテリアを現代風にアレンジして、ブティックやアパートとして新しい命を吹き込んでいるのです。
このおしゃれなイメージをリノベーションに活かすには「エイジング(aging)」という手法が有効です。ヴィンテージ感を出すには古材を使う方法があります。ただし、古材は流通量が少なく建築材料としては高価なものになりがちです。

そこで、新しい材料を古く見せる加工をするのですが、これをエイジングといいます。ヨーロッパでは古代ギリシア・ローマ時代から使われてきた伝統的な建築材料がオーク材です。無垢材の代表格でもあります。
ヨーロッパの街に残る古い建物では、歴史が刻まれたオーク材をよく見かけます。つまり、オーク材は人々の記憶に残る原風景の一部になっているのです。

ナタで傷をつけるなどエイジングを施すことにより、このようなヴィンテージなイメージを空間に与えることができます。また、壁の一部にはアンティークレンガがあしらわれ、キッチンの床には重厚感のあるテラコッタタイルを用いています。レンガもテラコッタタイルも、古くからある材料です。新築にはない、経年変化した雰囲気を空間に与えています。

 

【事例2】ブルックリンカフェ風リノベーション

リノベーション手法の1つに「パッチワーク(patchwork)」という概念があります。本来はジャンルが異なるものを合わせることで、新しい魅力を引き出す考え方です。
事例は、ニューヨークのブルックリン地区をイメージしているカフェスタイルのリノベーションです。ブルックリンは、もともと倉庫や工場があったのですが、家賃の安さからアーティストなどが住み始め、現在のようなおしゃれなスポットになりました。
そこでは、ものづくりのための建物の持つ無骨なデザインや実用性重視の既存の建具を生かして、住宅やブティックにリノベーションしているのです。

このような建物の中に、現代的な家具や東洋風の置物などをパッチワーク状に配置するインテリアは、さまざまな文化が共存し融合するニューヨークの写し鏡といえるでしょう。
この事例では、リビングの壁面にはヴィンテージ風のレンガが一面に敷き詰められています。床やドアは既存のものをそのまま使うことで、モダンデザインの照明やテレビなどの新しいアイテムとの対比を楽しむパッチワークになっているのです。
また、室内にあるいくつかの椅子はデザインが異なるのですが、ブラウン系の色やトーンを合わせることで、違和感がなく落ち着いたパッチワークを構成しています。

 

【事例3】1950年代を意識したリノベーション

1950年代はアメリカが最も輝いていた時代といわれています。第二次世界大戦で世界が疲弊していた時期に、アメリカは前向きな明るい未来を展望させる存在だったのです。
この時期のアメリカン・デザインは「ミッド・センチュリー」と呼ばれ、イームズやネルソンのデザインした家具やインテリアは現在でも高い人気を誇るアイテムです。同じ時期に、アメリカの若者が集まる場所であったアメリカン・ダイナー風のインテリアにも根強いファンがいます。
この事例では、1950年代のアメリカン・ダイナーの定番であった市松模様のフローリングをベースに、ショップの陳列棚風の収納とクローゼットを壁一面に配しています。

オーナーのコレクションである服や本や雑貨などをこの棚に詰め込みながら見せることで、生活感のあるポップな雰囲気の空間が生まれているのです。
一般的に収納は見せないほうがよいと考えられがちですが、ここでは逆転の発想で空間にインパクトを与えています。また、ここに配される椅子やテーブルはレトロなアメリカン家具で統一されています。
壁に張られた50年代風のグラフィックとともに、当時のアメリカン・ダイナーでの人々の会話やBGMが聞こえてきそうです。

 

【事例4】自然素材も取り入れたリノベーション

リノベーションにはいくつかのバリエーションがあります。建物の部屋単位で部分的に行うものから、構造だけを残して仕上げ部分を全体的に作り直すものまでさまざまです。
この事例では、既存の2階建て戸建住宅を主要な構造を残して全面的に改修しています。建築設計手法に「スケルトン・インフィル」という考え方があります。
まず建物を構造部分(スケルトン)とインテリア部分(インフィル)に分けるのです。そうすると、構造部分は変えずに、住み手のライフスタイルによって、インテリア部分の入れ替えが自由にできるようになります。

結果として、全面建て替えをせずに、住み手の満足と建物自体の長寿命化が両立するのです。事例では、この考え方を既存の戸建住宅に取り入れています。
いったん、スケルトン状態に戻して、そこにインフィルとして、オーナーの趣味であるアメリカン・ヴィンテージの雑貨や家具を配置しているのです。背景となる空間はシンプルな方が、そこに置かれたアイテムのヴィンテージ感が活かされます。

そのため、構造部分はダークカラーで塗装し、壁面はホワイト系の漆喰塗りを基調にして部分的に色や素材を変えてアクセントにしてあるのです。床はブラウン系のパイン材で落ち着いた雰囲気が演出されています。
さらに、壁面の棚にさまざまなアメリカン雑貨コレクションを並べて、空間に彩りを与えているのです。とくに、キッチンカウンターの背面などにはPOPなディスプレイを飾ることで、アメリカンな雰囲気を盛り上げています。

 

【事例5】子どもがわくわくするリノベーション

アメリカン・ヴィンテージ雑貨は独特の明るい雰囲気に満ちています。ゴールデン・エイジと呼ばれる1940年から1960年代のアメリカで作られたさまざまなプロダクトのデザインには、大人も子どもも楽しい気持ちにさせる要素が満載です。この事例では、この魅力に引かれたオーナーが既存の戸建住宅をリノベーションしています。
いったん、スケルトン化して、外観にはガレージを思わせるしつらえが与えられました。室内は明るい色調の仕上材で壁、床、天井を再構成し、そこにオーナーこだわりの雑貨たちが、日常的に使われながらディスプレイされているのです。

キッチンには、シンプルなシステムキッチンが設置され、反対の壁際にはカフェやダイナーで見かけるような、コカ・コーラのロゴ入りディスプレイショーケースが並びます。
さらにキッチンの裏側には家事スペース兼ストックヤードも設けられ、実用性も十分に確保されています。このリノベーション事例では、子どもの将来を考えたスペースも計画され、全体が雑貨屋のような楽しい空間が実現しているのです。

 

アメリカンヴィンテージスタイルに変えてみよう!

ひとことでアメリカンヴィンテージ風リノベーションといっても、さまざまなバリエーションがあります。豊富な事例をチェックしながら、自分の趣味を最大限に活かしたアメリカンヴィンテージのリノベーションに挑戦してみましょう。

 

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