家作りなら工務店にすべき?住宅会社の選び方まとめ

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注文住宅を建てようと思ったら、地元密着の工務店に依頼するのもひとつの選択肢です。
なぜなら、大手ハウスメーカーに依頼しても、設計事務所にこだわりの設計を依頼しても、実際に施工を行うのは地元の工務店だからです。
どんなに見た目の素晴らしい家でも、工事がしっかりできていなければ安心して住むことができません。
施工技術を重視するなら、やはり工務店に注目です。ここでは工務店の特徴と、選ぶときのポイントについて解説します。

工務店で依頼するといいことはある?メリットとデメリット

地元密着の工務店は規模が小さく、原価に近い料金で仕事を請け負ってくれるところが多いのが特徴です。
他の住宅会社に依頼するよりも安く家を建てられる点は大きなメリットと言ってよいでしょう。デザインや工法についての制約も少ないため、設計の自由度もメーカーよりは高くなります。
ただし、工務店ごとの技術力や設計力には大きな差があります。そのため、複数の工務店を比較することが欠かせません。工務店は業者ごとに安さや技術力、設計力など売りとしている部分が異なるため、どの工務店を選ぶかで結果が大きく違ってきます。その点はメリットでもありデメリットでもあります。
設計と施工をひとつの業者が行うという点で、監理が甘い場合には手抜きが起こりやすく、欠陥住宅になる確率が高くなる点はデメリットと言えるでしょう。

工務店に頼む価値を知りたい!依頼者が考える最大の魅力は?

ここで、注文住宅を依頼するとき、工務店を選ぶ理由はどこにあるのかを調べてみました。

工務店の魅力は安さと話しやすさとアフターケア

・地域密着。人と人との信頼性。長きに渡り、アフターケアをしてもらえる。細かな相談をしやすい。(30代/パート・アルバイト /女性)
・自分の意見を言いやすいことや、大きな会社に比べると費用が抑えられる点だと思います。(30代/会社員/男性)
・地域に密着していることがポイント。建築後のアフターフォローもすぐに対応してもらえます。
また、設計と工事の両方を担当するため、費用計画が立てやすいというメリットもあります。(50代/専業主婦・主夫/女性)
・そこそこ融通も利くし、地域密着型のケースが多いのでアフターフォローが親切な場合が多い。(30代/会社員/男性)
・設計、施工、外回りまで一貫した工事が期待できる。(60代/専業主婦・主夫/女性)
・身近なことが相談できる。リフォームなども。(20代/会社員/女性)

【質問】
工務店に注文住宅を依頼する最大の魅力は何だと思いますか?

【回答結果】
フリー回答

調査地域:全国
調査対象:20代以上の男女-
調査期間:2017年03月31日~2017年04月06日
有効回答数:150サンプル

今回のアンケートでは、工務店の魅力として、建築費の安さに加えて自分の意見を言いやすい点やアフターケアがしっかりしている点を挙げている人が目立ちました。
大手メーカーなどと比較すると身近に感じている人が多いようです。注文住宅では設計や施工をする業者と依頼者がイメージをいかに共有するかが成否のポイントになります。
そういった点においても、工務店ならコミュニケーションを取りやすいと感じている人が多いことがうかがえました。では、続いて工務店とハウスメーカーの違いについて解説します。

工務店とハウスメーカーの違いは?どちらの会社がいいものなの?

注文住宅を依頼するうえで、工務店とハウスメーカーのどちらがよいとは一概には言えません。どちらにもメリットとデメリットがあるからです。
工務店は設計から施工まで一貫して同じ業者が行います。設計者の意向が実際に施工する大工に伝わりやすい点はメリットと言ってよいでしょう。
ただし、設計者も施工者も同じ工務店のスタッフが行うということで、手抜きなどがあっても見逃されやすいという点はデメリットです。
その点、ハウスメーカーは、自社で設計したたうえで施工は工務店に任せます。きちんと工事ができているかの監理を行うのが別会社になるため、手抜きされにくいという点はメリットです。
ただし、ハウスメーカーに依頼した場合は実際の施工をする工務店を依頼者側が選ぶことができません。ハウスメーカーの工法や構造に魅力を感じて依頼した場合でも、それを活かしきれる工務店が実際の工事を行わなかった場合には想像していたのとは違うという結果になる可能性があります。
工務店なら依頼者がどのような工事を行っているかを確認したうえで建設を依頼することができるため安心です。ハウスメーカーも工務店もピンからキリまであるため、ハウスメーカーか工務店かという違い以上に、どの業者を選ぶかという点が重要になります。

住宅建設なら設計事務所や個人大工もあり?工務店との違いは?

注文住宅を建てるという点では設計事務所や個人大工に依頼するという方法もあります。
ただし、設計事務所が行うのは設計だけですし、個人大工が行うのは施工だけです。工務店が設計から施工、アフターケアまでをトータルで行うのとは異なり、分業になる点に注意が必要です。
つまり、設計事務所に依頼した場合はその設計をもとに施工する工務店が必要になり、個人大工に施工を頼む場合には、先に設計を別のところに依頼しておかなければならないということです。
別々の業者に作業を依頼するため、設計通りに作業が行われているかを監理する監理料が別に発生することも忘れてはいけません。
また、面倒なのがローンを組むタイミングです。工務店に設計段階からトータルで依頼しておけば、工務店の担当者が適当なタイミングでローンの話をして、必要な書類などについてもフォローしてくれます。
しかし、設計事務所や個人大工に依頼する場合には、すべて自分で考えて行わなければなりません。設計と施工をそれぞれのプロに依頼すると理想に近い家ができる可能性は高まりますが、自分で考えて行わなければならないことが増えることは覚えておきましょう。

最適な工務店の選び方!失敗しないために着目すべきポイント

注文住宅を依頼する工務店を選ぶときには、まず新築住宅を多く扱っている工務店を選ぶことが重要です。
工務店と一口に言っても、メーカーの下請けとしてマンションの内装や建売工事、リフォーム、解体などをメイン業務にしている業者もあります。中には個人住宅ではなく店舗の工事を主に行っている業者もあります。
注文住宅を依頼するということは、設計から任せることになるわけですから、新築住宅を中心に行っている業者であることは大事なポイントになります。
新築工事を行っていない工務店には、納得のいく注文住宅を作る設計力や施工力は期待できません。また、注文住宅を依頼できるかどうかは工務店独自の理念や得意分野があるかないかで判断できます。
地域にいかに密着しているか、また相談しやすいかという点に注目しがちですが、他社との差別化がしっかりできている工務店を選ぶことが大事です。

まとめ

注文住宅をハウスメーカーや設計事務所などに依頼したとしても、実際の施工を行うのは工務店です。そういった点から見ても、工務店は施工の専門家と言えます。
しかし、工務店に依頼すると設計段階から工務店の仕事になります。ですから、どの工務店を選ぶかがとても重要です。
注文住宅ということを考えると、新築住宅を中心に取り扱っている工務店を選ぶこと、独自の売りを持っている工務店を選ぶことが大事なポイントになるでしょう。

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