平屋の間取りの決め方!家事にかかわる動線を重視しよう!

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暮らしやすい平屋にするための間取りとは、どのようなものだと思いますか?
ひと部屋ごとの面積が広い、洗濯物を干せるバルコニーがある、収納が多いなどは、暮らしやすさの目安になるものです。
しかし、いくら部屋が広くても収納が多くても、動線を度外視しては、使いづらい住居になってしまいます。
生活動線を考えるうえで基準になるのは一番家に長くいる人で、家事や育児に時間を取られやすい主婦が挙げられます。
そこで、主婦の目線に立った家事動線について考えてみましょう。

平屋の間取り決め!みんなはどうしている?

生活するうえで重要な動線ですが、住宅を購入した経験のある人はどのように間取りを決めたのか聞いてみました。

【質問】

住居を建てる際の間取り決めは、動線の良さを考慮しましたか?

【回答数】

はい:146

いいえ:42

調査地域:全国

調査対象:【年齢】20 –

調査期間:2017年03月21日~2017年03月27日

有効回答数:187サンプル

生活動線は大事!きちんと考えておきたい

アンケートの結果、動線の良さを考慮した人が8割弱にも及びました。

・玄関からリビングを通って子ども部屋という流れにしたかったので、そこはこだわり実行した。
子どもが出ていくときも帰ってからも、ちゃんと家族に挨拶できるように、玄関から直接子ども部屋という流れにはしたくなかった(40代/パート・アルバイト/女性)

・動線が良い方がのちのち無駄なく光熱費等などもコストカットできると考えたため(30代/女性)

「はい」と答えた人は、子どもとのコミュニケーションを重視している人や、生活の効率性、コストカットなどを重視しているようです。

それでは「いいえ」と答えた人の意見を見てみましょう。

・そのあたりは関与していない。ハウスメーカーの担当者に任せた(50代/その他専門職/女性)

・動線よりも、日当たりなどを優先した(40代/女性)

「いいえ」と答えた人はあまり動線にこだわりがないという人、動線よりも重視したいことがある人の2パターンに別れるようです。

「いいえ」と答えた人の中にも日照条件やデザインに対しての要望があり、どちらの回答でも新築住居にこだわりを持っている人が多いようでした。

家事動線はシンプルを基本に!

家事動線を考える際にポイントになるのは、室内の移動が楽かどうかです。
たとえば2階建て住居で、1階に洗面所やトイレなどの水回り、2階にベランダがあるとします。この場合、1階で家族の衣類を洗濯したら、2階まで上がってベランダで干すことになります。
またキッチンに収納がなく、まとめ買いをした食料品をしまうための納戸が離れているとします。この場合、もし料理中に足りない食材があったら、納戸まで食材を取りに行き、キッチンに戻って来て料理を続けることになります。
これら2つの例だと、今いる場所から目的の場所まで行ったり来たりしなければならず、シンプルな動線とは言えません。
移動が少なく家事の時間短縮にもつながる動線として、すべての家事動線が一直線であることや、フロア内を円状に回れる回遊動線があります。
どちらがいいかは敷地の広さや形で変わってきますが、家事動線はあくまでもシンプルに考えるようにしましょう。

動線を良くするウォークスルークローゼット

室内で歩くことができるウォークインクローゼットは、たくさんの衣類や物を収納することができます。
ただし、あまりに大量の衣類を詰め込みすぎると、歩くスペースがなくなって逆に整理が大変になるというデメリットもあります。そこでおすすめなのが、両方向から入ってそのまま通り抜けられるウォークスルークローゼットです。
たとえば、家事動線や家族とのコミュニケーションを重視してフロアの中心部にリビングダイニングを配置すると、キッチンの裏にデッドスペースができることがあります。
この裏をウォークスルークローゼットとして活用し、その両隣に洗面所やパントリーを設置すれば、家事動線を一直線にすることが可能です。パントリーの横に土間を作って勝手口にすれば、まとめ買いをした食料品を直接パントリーやキッチンに運び入れることができ、家事の負担を減らしてくれます。

洗濯はやることが多いからこそ動線の優先順位を高く!

衣類の洗浄は洗濯機がやってくれるものの、それ以外の作業工程の多さが洗濯の特徴です。
一般的な住居では、洗面所にある洗濯機で衣類を洗ったらベランダで干し、乾燥したら取りこんで部屋へ移動してたたみます。洋服によってはアイロンがけをして、家族のそれぞれの収納場所にしまって完了です。
ここで考えてほしいのは、動線が複雑な住居だと時間も手間もかかってしまうということ。
しかし、もしこの動線が一直線であれば、効率的にすべての作業をこなしていくことができるでしょう。
上記で挙げたウォークスルークローゼットの間取りで考えてみます。洗面所に洗濯機、室内干しスペース、アイロンがけ用の棚を設置してランドリースペースにしておけば、すべての作業がこのスペースで完結します。
ウォークスルークローゼットにもすぐに移動できるので、衣類の収納も楽です。
もし外で洗濯物を干したい場合は、勝手口からバルコニーに出られるようにするのもOKです。

家事動線に配慮すると工事費の削減も可能に

お風呂に入るときに脱いだ服はすぐに洗濯したいものです。そのため、洗面所と浴室は隣接していると便利ですよね。実際に多くの住宅では、洗面所と浴室は隣り合っていることがほとんどです。
このように家事動線を考えていくと、必然的に水回りは1ヶ所に集中してきます。実は、水回りのスペースが集約していると配管の構造がシンプルになるので、結果的に工事費が安くなるというメリットがあります。
動線に配慮するということは、毎日の家事負担を減らすだけではなく、費用対効果も期待できるというわけですね。一般的に平屋の建築費用は高くなりがちだと言われていますが、こういった配慮をすることにより節約することが可能です。
また、水回りが1ヶ所に集中していると後のメンテナンスも楽になるので、そのぶんの費用も安くすみます。

まとめ

家事は毎日行なうものだからこそ、楽にしたいですよね。特に小さい子どもを抱えていたり働きながら家事をこなしていたりする場合は、なおさらです。
シンプルな家事動線を基準に間取りを考えると、日々の暮らしが快適になったり建築コストや定期メンテナンス費用の削減につながったりします。
一般的に平屋は敷地面積が必要だと言われますが、家事動線を考えたうえで間取りを考えていけば、限られたスペースでも十分過ごしやすい住宅にすることができるのです。

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