家の間取りに階段は大きな影響を与える!階段の種類別メリットとデメリット!

64,231 view

2階建ての家は必ず階段があります。昔は玄関へ入ったらすぐに階段がある住宅が主流でしたが、階段の種類も設置場所も豊富になり、その分だけ選択肢も増えました。
逆に間取りの自由度が増したことから、いろいろと迷う部分も出てきています。階段の位置は家の間取りに大きな影響を与えます。そのため、設置場所を間違えるととても住みにくい家になってしまうリスクもあります。
まずは階段の種類別にメリット・デメリットを知り、生活スタイルにあった設置場所を考えましょう。

あなたのお家はどんな階段にしました?

さまざまな種類がある階段。新居の階段はどれにしたのか、アンケートを取りました。

【質問】
新居の階段はどのような種類にしましたか?

【回答数】
折り返し階段:65
折れ階段:47
直線階段:35
リビング階段:26
階段は設置していない:15

調査地域:全国
調査対象:【年齢】20 –
調査期間:2017年03月21日~2017年03月27日
有効回答数:187サンプル

落下軽減してくれる折り返し階段が人気
最も多かった回答は「折り返し階段」でした。

・もしも、階段で落下する危険を少しでも軽減してくれる事を知り、選びました。(会社員/男性/20代)

階段での落下事故は大きなケガを負うリスクがありますから、それを防げる折り返し階段が人気というのは頷けますね。2番目に多かったのは「折れ階段」です。

・狭い土地に建てましたので折り返すしかありませんでした。(専業主婦・主夫/女性/50代)

間取りの関係で折れ階段にしたほか、「折り返し階段」同様、転倒軽減を理由にしている人も多く見受けられました。
3番目は「直線階段」、4番目は「リビング階段」と続きます。

・新居の階段は場所をとる踊場を設けないようにし階下の収納スペースを十分とれるよう直線階段にした。(契約・派遣社員/60代/)
・子供が返ってきたときや来客があったときに必ず声をかけられるようにリビング階段にしました。 (女性/30代)

直線階段は収納スペースを獲得したいからという回答が、リビング階段は家族とのコミュニケーションを大切にしているようです。

安全性や確保できるスペースの問題、さらにはコミュニケーションを重視してなど、ひと言で階段と言っても求めるものは、家庭によってさまざまでした。
それでは、階段の種類をあらためて説明し、特徴やメリットを見ていきましょう。

間取り決定のポイントは階段の位置決めから

家の間取りを決めるにあたり、生活動線は切っても切り離せないものです。生活動線を決めることができれば、自ずと間取りも見えてきます。階段の位置決めについても同様のことが言えます。
逆に、階段の位置決めができれば、生活動線も自然と決まってくるでしょう。
まずは、外から玄関に入ってきた場合、どのような動線が考えられるでしょうか?玄関からすぐに2階の部屋に上がるのか、それとも洗面所へ行って手を洗ってからリビングに入るのか。
玄関からすぐに2階に上がるのであれば、玄関と階段の位置は近い方がいいです。この場合、階段下をトイレや収納として有効活用できるのがメリットです。階段の横の壁を本棚として使うこともできます。
敷地面積に余裕があるようであれば、踊り場のあるタイプの階段にするという方法もあり、踊り場を収納スペースやワークスペースにすることが可能です。
対して、外から帰ったらすぐにリビングに行きたい、もしくは外から帰ってきた家族にはリビングに顔を出して欲しいと思う場合はリビング階段がおすすめです。階段と玄関の位置をイメージすると、その家庭の生活が見えてきますよね。
ぜひ、さまざまなシチュエーションを想像して、イメージを固めていってくださいね。

階段の種類別メリット・デメリット

代表的な階段、3種類のメリット・デメリットを紹介します。

・直線階段
もっともスタンダードな階段の形で、下から上まで一直線に上がっていくタイプです。必要面積が狭いのが特徴で、踊り場がありません。
敷地面積が狭い家におすすめです。また、敷地面積が長方形の場合、壁に沿って長くスペースを取れるので、階段下のスペースを有効活用できます。
デメリットとしては、勾配が急になりやすく、階段の途中で転倒してしまうと下まで転げ落ちてしまう可能性があるということ。小さい子どもや高齢者がいる家庭では注意が必要です。

・折れ階段
階段の途中でL字型に折れ曲がっている階段です。メリットは、折れ曲がっている部分が踊り場になっているため、階段の上の方で転倒しても踊り場で止まることができること。
デメリットは踊り場があるため、直線階段と比べて広い面積が必要なことです。

・折り返し階段
U字型に折り返す階段で、折れ階段よりもさらに広い踊り場が必要です。折れ階段同様、階段の途中で踊り場があるため、転倒しても下まで落ちることはありません。
また、勾配がゆるやかなため、安全でもあります。住宅の角に設置することでほかのスペースを大きく取ることができます。

リビング階段のメリット・デメリット

オシャレで広々空間を演出できる人気のリビング階段ですが、そのメリットとデメリットを紹介します。
まず、メリットは家族が顔を合わせる機会が増えることです。2階に上がるには必ずリビングを通る必要があるため、家族同士のコミュニケーションの機会が増えます。
子どもが「ただいま」も言わず知らないうちに2階にいたという状況も避けられるため、親御さんにとってみると安心な作りです。
また、リビングが広く取れるのもメリットです。リビング階段は文字通り、リビングの中に階段をつけるため、廊下をつくる必要がなくなります。そのためリビングのスペースを広く取ることができます。
床が見えるストリップ階段にすればさらに視覚効果が上がり、明るい印象になります。
一方、デメリットは寒さが気になるリビング内に階段があるということは、暖房で暖めた空気も階段を渡って2階に行ってしまうということです。逆に1階のリビングは冷たく重い空気がたまることになりますし、暖房効率が悪いので電気代も高くなります。
また、2階に上る食事のにおいや生活音を遮る壁がないため、2階にいても1階で発生したにおいや音を感じやすくなります。
そのため、2階で寝ていたのに目が覚めてしまった、勉強に集中できないなどのデメリットが出やすいです。

まとめ

階段を設置すると、それだけ敷地面積を取りますが、そのスペースを収納や作業スペースに使うなど便利な点もあります。
また、階段の種類や位置を考えると、家族の生活スタイルも見えてきます。それぞれの階段にはそれぞれにメリット・デメリットがあり、一概にどれが最適かは言うことができません。
大切なのは新しい家でどう過ごしたいかということです。家族が幸せになるための家。その家をつくる第一歩は、階段から始まるともいえるかもしれませんね。

 

関連記事:
◆◆注文住宅の間取りを決める方法まとめ!

◆◆フリーダムアーキテクツデザインが開催しているデザイン住宅無料セミナーと住宅見学会の開催スケジュールはこちら。

◆◆フリーダムの階段の建築実例・間取りを見る

◆◆フリーダムの建築実例・間取りを見る

カテゴリー:

新着記事

おすすめ記事