対面キッチンの種類を徹底網羅!メリットとデメリットまとめ

8,331 view

対面キッチンには実は数多くの種類があります。主だった種類としてアイランドとセパレート、そしてL型とペニンシュラです。いずれも同じ対面キッチンではありますが、それ以外の特徴も持ち合わせています。
単なる形状の違いだけではなく、メリットやデメリットが異なります。対面キッチンで迷っているのなら、一度全ての種類をチェックしてみると良いでしょう。
種類毎のメリットとデメリット、そしてサイズやカウンターの高さについてまとめてみました。

キッチンへの憧れ!対面キッチンを作りたい人の割合は?

過去に壁付のI型キッチンのような古いタイプのキッチンを使っていたとき、あるいは今も使っているときに、対面キッチンに憧れを持った経験はありませんか?
料理をする人なら「こんなキッチンを使ってみたい」と想像したことは誰しもが一度はあるのではないでしょうか。
キッチンの代表格である対面キッチンはどれだけ人気があるのかを調べるため、対面キッチンにしたいかどうかについてたずねてみました。

【質問】
家を建てるとしたらキッチンは対面キッチンにしたいですか?

【回答数】
対面キッチンにしたい:77
対面キッチンにしたくない:23

調査地域:全国
調査対象:年齢不問・男女
調査期間:2017年07月14日~2017年07月21日
有効回答数:100サンプル

家を建てるとしたらキッチンは対面キッチンにしたいですか?

約8割は対面キッチン派!家族のために!

なんと全体の約8割は対面キッチンにしたいと考えているようです。

・リビングの家族と話ができるし全体的を見回せるからです。(50代/女性/専業主婦(主夫))
・家族の状況が見える方が便利だと思うから。(30代/女性/学生)
・広さがいるのが難点ですが、対面キッチンの方が、使い勝手が本当に便利です。(40代/男性/経営者)

理由としては家族の状況が見えるから、家族と話せるからといったリビングにいる人とのコミュニケーションを円滑に取れることを魅力だと感じているものが主でした。
また、使い勝手の良さにも定評があることがうかがえますね。

・対面キッチンだと会話が出来て嬉しいが、調理中の汚れが食卓や床まで届きそうで嫌だから。(20代/女性/専業主婦(主夫))
・対面にすると来客時に、丸見えなのが気になる。そうしたとき、ダイニングとキッチンは少し見えない方がいいときもあると思うので。(30代/女性/個人事業主・フリーランス)
・煙や匂いが室内に充満しそうなため。(20代/女性/正社員)

残りの約2割の人は対面キッチンにはしたくないと回答しています。汚れや臭いが広がりそうなこと、周囲の視線が気になることが挙げられるようです。

家族とのコミュニケーションが取れることを考えると、必然的に対面キッチンにしたいと思うものなのかもしれません。
しかし、少なからずデメリットを感じている人もいることははっきりとしました。
より詳細なメリットとデメリットを確認してみましょう。

独立型のアイランドキッチン!メリットとデメリットは?

独立型のアイランドキッチン!メリットとデメリットは?

アイランドキッチンは壁に接していない島のように独立したタイプのキッチンです。メーカーによりさまざまな種類が販売され、また価格帯もさまざまです。
アイランドキッチンのメリットは、壁付のタイプよりも遥かに開放的であるという面が挙げられるでしょう。完全に独立しているため、壁に遮られることなく明るい照明の元でのびのびと調理することができます。
家族間のコミュニケーションも取りやすいですし、一緒に調理をするのにも向いているでしょう。ただ、難点としては騒音と臭いの問題があります。騒音対策を施したものを使えばある程度の軽減は可能ですが、それでも換気扇の稼働音や水が流れる音を完全に遮断するのは難しいでしょう。
吊戸棚がないので収納スペースの確保も難しいのが特徴です。

詳しくは、憧れのアイランドキッチン!選ぶときの注意点は?をご参照ください。

セパレートキッチンって何?メリットとデメリット

セパレートキッチンって何?メリットとデメリット

セパレートキッチンは別名II型と呼ばれるキッチンで、2つの調理台があるのが大きな特徴です。1つは壁に面したI型、もう1つは壁から離れたアイランドのようになっているキッチンで、I型にはコンロ、アイランドにはシンクがあるのが一般的なスタイルとなっています。
このタイプのキッチンの魅力は2つに分かれているため、広々と使いやすいという面です。作業動線が短いため、調理時間を大幅に削減できる魅力があります。また、複数人での作業もしやすいです。
しかし、セパレートキッチンは調理器具や食材を移動させるのにはあまり向いていません。床に落とすリスクが高めですし、落とさなかったとしても床に水滴は落ちやすくなっています。
2つのキッチン台の隙間スペースをある程度狭めることで動線が短くなり、移動もしやすくなりますが、それでも床が汚れやすいデメリットは完全には避けられないことは覚えておくと良いでしょう。

詳しくは、I型の進化形?セパレートキッチンについて知りたい!をご参照ください。

L型の対面キッチン!メリットとデメリットは何?

L型の対面キッチン!メリットとデメリットは何?

L型のキッチンは約130万円が相場となっています。安いものでは100万円程度のものもあるなど、メーカーによって価格に開きがあるのも特徴です。L型の対面キッチンはI型のような直線的な形ではないため、調理作業の動線が短くなります。
つまり、調理の効率が高まりやすいのがメリットです。I型よりもサイズが大きいので広々と使えるでしょう。対面にしてもL型の場合はコンロ部分をリビングから隔離できるので音や汚れ、臭いの問題を気にしなくて良いという面もあります。
ただ、L型の場合はサイズが大きいことが裏目に出る部分でもあります。部屋に十分なキッチンスペースの確保が必要であうことがまず考えなければならないデメリットです。
人によってはI型のほうが使いやすい、角のデッドスペースを上手に活かせないといった問題も浮上するでしょう。

詳しくは、キッチンはL型で対面が便利!その理由は?をご参照ください。

ペニンシュラの対面キッチン!メリットとデメリット

ペニンシュラの対面キッチン!メリットとデメリット

ペニンシュラの対面キッチンはアイランドの左右どちらかを壁にくっつけたようなタイプのキッチンになります。簡単に言えば、対面式のI型キッチンのことですが、その大きな特徴は壁側の機能です。
壁側にコンロを設置することで、アイランドキッチンのように部屋に臭いや汚れが広がることを防げるように配慮されています。一部分が壁に接しているため、アイランドキッチンに比べると開放的ではなくなってしまっているのが特徴です。
しかし、壁に寄っているからこそキッチンスペースとしての場所を取り過ぎてしまうという問題を防いでくれるでしょう。
ペニンシュラの対面キッチンにかかる費用はメーカーによって大きく異なっており、安くて60万円程度、高いと200万円程度は掛かってしまいます。壁に直接設置するタイプのものだと選べるキッチンの種類には限りがあるため、幅広く選びたいのなら別に専用の壁を作ることでバリエーションが広がり、リーズナブルなキッチン選びも可能です。

詳しくは、対面キッチンならペニンシュラがおすすめ!その特徴は?をご参照ください。

対面キッチンは収納が大切!収納スペースの確保方法

対面キッチンは収納が大切!収納スペースの確保方法

対面キッチンにするために考えなければならないのが収納面の問題です。一般的な従来のキッチンであれば、上部には吊戸棚が設けられています。
しかし、開放的な対面キッチンにするとなると基本的に吊戸棚はありません。オプションとして設置したり、後付けしたりといったこともできないことはありませんが、対面キッチンにしたいのならおすすめできない方法です。
せっかくの対面キッチンの魅力を壊しかねないですから、別の方法で収納スペースを確保しなければなりません。
主な方法としては壁部分の有効活用です。背面、あるいはキッチンの一部分である壁にキッチン専用の収納棚を設置することで十分な収納スペースを作ることができます。
キッチン台だけではなく、棚も設置できるだけの部屋の広さが必要ですし、リビングからの見栄えの良さも考慮しなければなりません。しかし、きちんと設置できれば開放的な対面キッチンの魅力を活かしつつ収納の問題をクリアできるでしょう。

詳しくは、対面キッチンで気になる収納スペース!どうやって確保する?をご参照ください。

対面キッチンのサイズを考える!標準サイズや使いやすいサイズは?

対面キッチンのサイズを考える!標準サイズや使いやすいサイズは?

対面キッチンを作るのなら、サイズ感についてははっきりさせておくのが無難です。部屋の広さに合わせてサイズを調整してくれるというものでもありませんし、基準と言えるような標準的なサイズはある程度決まっています。対面キッチンの場合、一般的な奥行は70cm程度になります。
キッチンの横幅、つまり間口として理想的なのは200cmから270cm程度です。間口の標準サイズを挙げるのなら165cmから270cmのあいだになります。長過ぎるとその分だけ動線が長くなりますから、こうするべきだとは一概には言えません。しかし、ある程度は広いほうが開放的に対面キッチンを使うことができるでしょう。
また、対面キッチンを設置する部屋のサイズについても考えることを忘れてはなりません。テーブルカウンター付きの対面キッチンをLDKスペースに設ける場合、最低でも14畳の部屋の広さは必要になるので注意しましょう。

詳しくは、対面キッチンのサイズ選び!気を付けるべきポイントは?をご参照ください。

対面キッチンのカウンター!高さが重要って本当?

対面キッチンのカウンター!高さが重要って本当?

対面キッチンにはカウンターが備え付けられていますが、その高さによってカウンターの役割は大きく異なってきます。対面キッチンのカウンターの主な役割は、目隠しと収納、テーブルの3つです。背の高いカウンターの場合は調理作業中の手元がリビングから見えるのを防いでくれます。
収納スペースは正確に言うとカウンターというよりはその下の部分です。調理するのとは反対側の部分に棚を設けることで収納スペースになります。高さを低くすれば、椅子を置くことでちょうど良いカウンターテーブルにできるでしょう。
目隠し目的なら1m程度、カウンターテーブルなら85cm程度が大体の高さの基準になりますが、家族の身長やキッチン台そのものの高さによっても左右されてきます。
キッチンに立つ人に限らず、家族全員の使い心地や目的を考えてカウンターの高さを決めることが大切です。

詳しくは、対面キッチンのカウンターの高さが気になる!どうやって決めたらいいの?をご参照ください。

それぞれの対面キッチンに良さがある!

アイランドキッチンやセパレートキッチンにはそれぞれに良さと欠点があります。メリットは対面キッチンの種類によって異なりますが、いずれも家族間の円滑なコミュニケーションを支えてくれるすてきなキッチンです。
欠点も工夫次第で十分に補えますし、種類によってこだわりもありますから、最適だと思えるキッチンを選んでみてください。サイズやカウンターの使い方も考えることで、満足のできる対面キッチン選びができるでしょう。

◆◆「フリーダムが手掛けたデザイン住宅の作品集を今なら無料でお届けします。

カテゴリー:

新着記事

おすすめ記事