快適な洗面所に必要な広さとは?

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注文住宅を建てるなら、水まわりのプランにはとことんこだわりたいという人も多いのではないでしょうか。
水まわりは日常生活の利便性に直結するため、できる限り理想通りに仕上げたいですよね。
特に、洗面脱衣室のプランは、家族構成やライフスタイルなどによって使い勝手が異なるため、吟味したいところです。
人によっては、洗面や脱衣の機能だけでなく、洗濯室やメイクスぺースとしての機能を必要とするケースもあるでしょう。
使い勝手のいい洗面脱衣室をプランニングするには、求める役割を明確にした上で空間づくりを検討し、適した設備機器を選ぶことが大切です。
この記事では、洗面脱衣室におけるプランニングの仕方について解説します。

 

必要な機能を確認しよう

CASE614 『Skip』

一言に洗面所といっても、求められる機能はさまざまです。洗面と脱衣のみの空間として使用するのなら、洗面の基本的な機能に加え、着替えやバスタオルの収納などを設けておくと使いやすいでしょう。
洗面脱衣室に洗濯室の機能を加えるのなら、洗濯機を設置する場所はもちろん、洗剤やハンガーなどを収納するスペースも必要になります。
洗濯物を干す場合は、干す場所への動線を考慮したプランにすることも重要です。

 

洗面台で化粧をするのであれば、化粧しやすい空間づくりも重要です。細かな化粧品の収納や使いやすい鏡、顔や手元を照らす照明も必要になるでしょう。
座って化粧することを考えて椅子も準備し、窓からの明るさも確保しておきたいところです。

 

このように、洗面脱衣室は比較的狭い空間でありながら、多様な機能を持っていることがわかります。
しかし、これらすべての機能が家を建てる人全員に必要なわけではありません。洗濯室は別に設けたい、洗面台で化粧はしないという人もいるでしょう。
その場合は、よりシンプルなプランでも十分機能を果たせることになります。反対に、洗面、脱衣のみならず、トイレやお風呂も同じ空間に作るケースもあります。
洗面脱衣室を設けることは一般的ではあるものの、必要性はその家族によって異なるということです。
洗面脱衣室のプランを検討するときは、家族にとって必要な機能の優先順位を明確にすることが何よりも大切です。

 

洗面所の広さを決める

必要な機能を明確にしたら、次は洗面所の広さを決めましょう。洗面所は基本的に、来客が立ち入るような場所ではありません。そのため、狭くても問題ないと考える人も少なからずいるでしょう。
しかし、洗面所には収納などの機能も持たせる必要があるため、安易に狭くしてしまうのは考えものです。ストレスなく使える空間にするためにも、順を追って項目をチェックしていきましょう。

 

空間のプランを考える際は、住まい全体の間取りと同時に検討していくことが基本です。隣接する浴室はもちろん、トイレやキッチンなどの水まわりなどの配置、生活動線や家事動線を考慮することも大切になります。
平均的な1坪であれば、洗面化粧台と洗濯機の設置場所、ある程度の収納スペースを確保することが可能です。それよりも少し広めの1.25坪程度であれば、広めの洗面化粧台とゆとりある収納スペースを確保できるでしょう。

 

洗面所に広さが求められるのは収納スペースを多く確保したいという場合のみではありません。
家族が多く、朝の身支度などで混雑するのであれば、カウンターを広めに取ったり、洗面ボウルを2つ設けるスペースを確保したりする必要が出てきます。
洗濯物を干す場所としても利用したいのであれば、空間にゆとりを持たせなければなりません。

 

このように、洗面所のプランニングにおいては家族構成や使い方に合わせてスペースを確保することが大切です。しかし、現状のみにとらわれると後悔することにもなりかねません。
子供はいずれ大きくなり、家族構成も変化していきます。それでも、家は大規模なリフォームをしない限り、当初の設計のままで使い続けるものです。家族の現状とその家に住む人にとっての利便性を、長い目で総合的に考えましょう。

 

洗面所に必要な設備機器の選び方

洗面所の機能を満たすためには、求める機能に合わせた設備機器が必要です。水栓金具や洗面ボウル、鏡などが基本ですが、実際にはこれらを組み合わせたユニット型の洗面台を取り入れるケースが多くなっています。
これらの設備機器は洗面や歯磨きのために必要なものであり、場合によっては化粧や身だしなみを整えるための機能をプラスした洗面化粧台が必要になることもあるでしょう。
洗面化粧台は、空間の広さや間口サイズに合わせて各メーカーからさまざまな商品が豊富に出ているため、選びやすいという特徴があります。求める機能が1台に搭載されているので、省スペースでも機能面の満足度は高いといえるでしょう。

 

オリジナリティにこだわりたい人は、オーダーやセミオーダーで洗面所をプランニングすることも可能です。
造作で木製や人工大理石タイルなどのカウンターに洗面ボウルを設置し、鏡を設ければ、オリジナルの空間が完成します。デザインにこだわれるだけでなく、本当に必要な機能だけでいいというニーズにも応えてくれるでしょう。
洗濯室の機能も加える場合は、洗濯機を設置するための洗濯パンや室内物干しなども検討します。どのような設備機器を選んだらいいか迷ってしまったときは、余計な機能がついていないことを基準に選ぶのも1つの方法です。
洗面所はスペースも限られているため、あれもこれもと欲張らないほうが結果として理想の空間になることも多いでしょう。

 

洗面所は掃除のしやすい内装材を選ぶ

CASE377 POP UP HOUSE

洗面所は水を使用する空間であるため、他の空間と比較してタフな内装材を選ぶ必要があります。特に床や壁材は、清潔さを保つことができる掃除のしやすい素材を選びましょう。
床材は、耐水性や耐薬品性、耐傷性などを持つものが理想的です。素足になる脱衣の場なので、足触りがよく、滑りにくいクッション性のある素材がよいでしょう。
洗面所の床材で難しいのは、これらの機能に加えてデザイン性も満足できるものを選ぶ必要があることです。

 

取り入れやすいのは、耐水性に優れ、汚れも付きにくく落としやすいクッションフロア(CFシート)ですが、他の空間との統一性をなくしたくないという人も少なくありません。その場合は、複合(複層)フローリングを検討してみましょう。
塗装などの加工によって耐水性や汚れ防止、耐傷性などが高められたものもあり、水まわりに適するタイプが揃っています。洗剤や漂白剤などに耐えられる性能を持ったものなどもみられ、選択肢も幅広いといってよいでしょう。

 

どの床材を選ぶにしても、汚れにくく手入れが簡単な素材がおすすめです。
水が跳ね、洗剤などの薬剤を使用する洗面所の床は、どうしても汚れやすく毎日の手入れが欠かせません。
掃除のストレスを軽減するためにも、手入れが難しい素材は避けたほうがよいでしょう。

 

広さを確保して使い勝手の良い洗面所を作ろう

洗面脱衣室は意外と物を使うスペースです。石鹸、シャンプーなどはもちろん、洗濯洗剤や浴室洗剤など、少し考えただけでもたくさんの物が挙げられます。これらの物を保管するには、ある程度の収納スペースも必要です。
また、使用するものだけでなくストック分の収納スペースも確保しておくとなると、さらに余裕を持ったプランが必要になるでしょう。
タオルや下着類、パジャマなどのスペースや、汚れモノなどの脱衣を一時的に保管しておく場所も確保しておくと使い勝手が良くなります。家族の生活スタイルや動線を考慮して、より快適な洗面所をつくりましょう。

 

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