新居の間取り決めは水回りへの配慮も欠かせない!

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新居の間取り決めで重要なのは水回りについてです。
家事全般が楽になるかどうかは水回りの間取りにかかっていると言っても過言ではありません。
水回りについては利便性を追求したいところですが、それ以外にも気をつけたいポイントがあります。
どのような間取りにすれば便利な水回りになるのか、利便性以外で配慮すべき点はどのようなことかなど、さまざまな観点から解説します。ぜひ、実際の間取り決めに役立ててくださいね。

水回りの間取りは何を考えた?

水回りの間取りはどのように配置するのが好ましいと思いますか?実際に新居を建てた人にアンケートを取りました。

水回りの間取りは配置と動線が大事

・なるべく水回りは一ヶ所にまとめるようにしました。(会社員/男性/20代)
・風水を参考に水回りは気をつけた。(会社員/男性/30代)
・キッチン、洗面、浴室で一周出来るようにする。(自由業・フリーランス/女性/20代)
・洗面所と風呂場はできるだけ近いところに置く方がいいと設計士からアドバイスされ、それに従いました。(専業主婦・主夫/女性/50代)
・キッチンにこもって作業するのはいやだったので、リビングとの一体感を大事にした。(パート・アルバイト/女性/30代)

【質問】
新居を建てる際に水回りの配置で気をつけたポイントがあれば教えてください。

【回答結果】
フリー回答

調査地域:全国
調査対象:【年齢】20 –
調査期間:2017年03月21日~2017年03月27日
有効回答数:187サンプル

今回いただいた回答では、水回りの間取りを考えるうえで大切なポイントをしっかりと押さえている人が多く見られました。しかし、それ以外にも注意ポイントがあります。
それでは、水回りで気をつけるべきポイントを解説していきましょう。

排水計画は響く音の大きさに気をつけて

水回りの使いやすさに気を配る人は多くても、排水音の問題にまではなかなか気がまわらないのではないでしょうか?
トイレを流したり浴室のシャワーを使ったり、キッチンで洗い物をしたりなど、水回りでの作業は必ず音がするものです。
たとえば寝室とトイレが近いと、誰かがトイレに入った音で夜中目が覚めてしまうかもしれません。
また、ダイニングとトイレが同じフロアにあると、食事中にトイレの音がして不快な気持ちになる可能性もあります。
また、2階に水回りを設置する場合、1階の部屋まで排水音が響くこともあります。
夜に洗濯機は回さないなどの配慮はできますが、トイレやお風呂などはなかなか配慮するのが難しい部分です。
水回りの生活音は心地の良いと思うことは少なく、時にうるさく感じるもの。
リビングダイニングや寝室など、居室との距離感は適度に保つようにしましょう。

水回りはなるべく集中させることが大切

CASE401 通い路の家

キッチン、洗面所、トイレ、浴室などに付属する配管設備は、工事費にも大きく影響を与えます。配管工事のコストをできるだけ安くするなら、水回りは1ヶ所に集めることがポイントです。逆に水回りがいろいろな場所に散らばっていると、それだけ配管工事も複雑になりコストがかかります。
また、住宅の配管設備は定期的にメンテナンスをする必要がありますが、その際も配管が1ヶ所に集中していることでメンテナンスが楽になります。
仮に配管詰まりや漏水により業者を呼ぶことになった場合、詰まりや漏水の原因を調べ、不具合があれば部品交換や継ぎ足しなどをしながら修理していきます。
その際、配管が近い位置にあれば調査も楽にできますし、部品の大きさや数も少なく済む可能性があります。
水回りを1ヶ所に集めるというと利便性の面だけに目が行きがちですが、コストの面でもメリットがあるということを覚えておきましょう。

水回りを2階に配置するメリットとデメリット

・メリット1:ベランダに洗濯を干すのが便利
2階にランドリースペースがあれば、洗濯が終わったらすぐにベランダで洗濯物を干すことができます。
この際、ランドリースペースからベランダに出やすい間取りにしておくとさらに便利です。

・メリット2:上層階の浴室は採光や通風が良くカビが発生しにくい
2階は陽当りや風通しが良いため、浴室が2階にあるとカビが発生しにくいという特徴があります。

・デメリット1:高齢者は2階に上がるのが大変
高齢者になると居住空間が1階に集中しやすいものです。
しかし、浴室やトイレが2階にあると必然的に階段を昇り降りすることになり、足腰が弱っていたり病気だったりすると、体に負担がかかってしまいます。

・デメリット2:キッチンは1階、その他は2階だと工事費が割高に
水回りは同じフロアの近いスペースに配置するのが一番安く済むため、1階と2階にわけると工事費は高くなります。

水回りの間取りに配慮すると暮らしやすい!

CASE414 木と鋼の家

水回りの間取りを考える時は家事動線を頭の中に入れておくと、より効率的に作業が行なえるようになります。
ひと口に家事といっても、炊事、洗濯、掃除といろいろあります。
従来の2階建て住宅では、水回りはほぼ1階にありました。洗濯物を持って2階のベランダまで上がったり、キッチンが独立しているのでできあがった料理を少し距離のあるリビングまで運んだりなどの問題がありました。
しかし水回りがすべて同じフロアにあれば、さまざまな家事を連携して行なうことができます。
キッチンで出たエプロンやふきんなどの洗い物はすぐに洗濯機へ入れる、キッチンと浴室が近いので風呂のお湯を入れながら料理をする、浴室と洗面所を一度に掃除するなど、2つの家事がタイミングよくできます。
家事にかける時間を軽減できれば、家族の団らんが増える期待がありますし、趣味に没頭できる時間も増えるでしょう。

まとめ

水回りを1ヶ所に集中させることによって、利便性の面だけではなくコストカットにもなるなど、メリットがたくさんあることがわかりました。
敷地面積の関係で水回りをどうしても1階と2階にわけなければならい場合は、1階と2階の同じ位置に水回り設備を持ってくるようにすると配管の位置がスムーズになり、1階の部屋にいても排水音が気になりにくくなります。
生活動線については家族によって違いますので、それぞれの家庭で自分たちにあった間取りを模索してみてくださいね。

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