新築するなら平屋がおすすめ?費用相場を2階建てと比較!

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2階建て住居が主流の中、新築の平屋住宅を希望する世帯が増えています。

新築物件を購入するときに気になる費用面ですが、一体どのくらいの金額がかかるのでしょうか。
耐震性や使う資材の量などを考えると2階建てのほうが高いような…、でも敷地面積は平屋のほうが広いからその分だけ土地代が高いのでは…など、いろいろと疑問は多いことでしょう。

そこで今回は、平屋と2階建てを建築する際にかかる費用比較をはじめ、注文住宅で平屋を建てる際に特に気を付けなくてはならないポイントを解説していきます。

【イメージ調査】平屋建てと2階建てで建築費が高いのはどっち?

平屋建てと2階建て、建築費用が高いのは果たしてどちらでしょうか?
解説をする前に、どちらの建築費用が高いと思うかアンケートをとってみました。まずはその結果を見てみましょう。

【質問】

平屋建てと2階建てではどちらの建築費用が高くなると思いますか?

【回答数】

平屋:38

2階建て:112

調査地域:全国

調査対象:【年齢】20 –

調査期間:2017年03月21日~2017年03月27日

有効回答数:150サンプル

調査元:サグーワークス

圧倒数を占めた「2階建てのほうが建築費は高い」

アンケートの結果、建築費が高いのは2階建てだと答える人が全体の7割以上を占めました。

・単純に使用する建築材料が増え、施工代も高く付くように思う(50代/公務員/男性)

・平屋建てと2階建てとでは、やはり2階建ての方が耐震性を考える場合、建築費用は高くなると思う(60代/契約・派遣社員/男性)

2階建てのほうが使う資材が増えるため、高くなるのでは?との回答が多く見受けられました。
また、耐震性に関して言及する回答も多数あります。それでは、平屋のほうが高いと答えた人の意見を見てみましょう。

・必要な土地が多そうだから(20代/学生/女性)

平屋のほうが高いことの理由として、「土地面積」を理由に挙げた人が多くいました。
地域にもよりますが、一般的に土地は高い買い物になりますので、敷地面積が広くなる平屋に費用がかかるイメージを抱いているようです。

どちらの回答でも、土地の広さや資材の多さが建築費に関係しているのではないか?と思う人が多いようでした。

平屋のほうが建築費用は高くなるという考え

実は、一般的に2階建てより平屋のほうが建築費用は高くなると言われています。その理由は3つあります。

①敷地面積の広さ
②屋根の大きさ
③資材のコストパフォーマンス

まずは、平屋と2階建ての構造から見ていきましょう。ここに同じ大きさの正方形の箱が2つあるとします。

この箱を2つ横に並べれば平屋に、箱を積み重ねれば2階建てになります。この2つの箱は容量も延べ床面積も同じです。ひとつ違う点があるとすれば、敷地面積です。
平屋は箱を横に並べている分だけ、広い敷地面積が必要になります。

住宅を建てる際に重要視しなければいけないのは、安定性と耐震性です。そのためには住宅の基礎の部分をしっかりと作らなければなりません。この基礎面積の違いが、平屋のほうが建築費用は高いと言われている1つめの理由です。

さらに、横に広い平屋を覆うには大きな屋根が必要になります。これが2階建てよりも平屋が高くつくと言われている2つめの理由です。

また3つ目の理由として、現代の日本家屋は2階建てが主流です。そのためハウスメーカーでは2階建て住宅を建てるための資材を大量発注で取り寄せており、その分だけ建築費用を安く済ませられるのです。

逆にハウスメーカーでは平屋用の資材は大量に用意していないため、割高になってしまうということがあります。

平屋のほうが建築費用は安くなるという考え

一方で、平屋のほうが建築費用を安く抑えられるという考えもあります。

例えば階段のスペースです。通常、2階建ては階段とそれに付随するホールのスペースが必要で、広さにすると4畳から5畳分になります。

当たり前の話ですが平屋に2階はありませんので、基本的に階段は必要ありません。そのため、階段スペース分の費用は安くなります。また、2階建て住居は利便性を考慮して、1階と2階の両方にトイレや浴室などを設置することがあり、その分だけ費用も高くなります。

平屋の場合は部屋やリビングダイニングが広かったとしても、トイレや浴室は1つあれば十分です。

さらに、住宅購入後のことも考えてみましょう。ひとつの家に長く住み続けるためには、普段からこまめに掃除をしたり、定期的にメンテナンスをしたりすることが大切です。外装は雨風にさらされ続けて劣化してしまいますので、5年10年単位での塗り替えも必要です。

この場合、2階建てだと足場を組まなくてはならず、その分の工賃がかかってしまいます。壁の面積が広くなるので工期も長くなり、その分の人件費もかさんでしまいがちです。その点、平屋であれば定期メンテナンス費用も安く済ませられますし、普段のお手入れに関しても2階建てより楽にできます。

実際の費用相場はどうなっている?

平屋と2階建ての費用相場はどうなっているのでしょうか?実際のところ相場を比較するのは少々難しいところですが、平屋と2階建て、同じような条件で建てた場合を想定して考えてみましょう。

例えば、平屋の延べ床面積が30坪で、建築費用が2,000万円の場合、2,000万円÷30坪で坪単価66万円となります。これを2階建てに置き換えると、階段とそれに付随するホールスペース分がだいたい5畳分プラスになり、延べ床面積は35坪になります。2,000万円÷35坪で約57万円の坪単価となり、2階建てのほうが割安であることがわかります。

ただし、実際は平屋と2階建てでまったく同じ条件、同じ間取りになることはありません。一般的な2階建て住宅の階段とホールスペース5畳分、2階にもトイレをつけることが多いので2階のトイレ1畳分などは、平屋にした場合はいらないスペースです。

このいらないスペースを合計した6畳分×57万円=342万円分は節約できることになります。

平屋のほうが高くなってしまう基礎や屋根の費用、2階建てでは必要でも平屋では必要ない設備や間取りなど、さまざまな要素を総合して考えていく必要があります。
一番確実なのは、信頼できる建設事務所で見積もりを取ることです。さまざまなアドバイスをもとにして相談に乗ってくれるでしょう。

平屋を新築するときに重要なことは「様々な要素を総合的に考えること」

平屋の注文住宅では敷地の使い方がポイントとなります。間取りでのデッドスペースやコストアップのリスクが出やすくなる側面もあります。

しかし、目先のコストや「いまのライフスタイル」だけに囚われてしまうと、将来安心して暮らすことが難しいこともあります。そのため、経験豊富で信頼できる設計事務所に依頼することが大切です。

フリーダムアーキテクツでは、年間約400棟の注文住宅を手がけ、平屋住宅のプランにおいても様々な実績があります。こだわりを叶えるためのアイディアをはじめ、それを実現するための土地の選び方や構法に至るまで、ご要望に合わせた細かなご提案を行っています。

まずは、フリーダムアーキテクツでこれまで手がけた平屋住宅の実例を、ぜひご覧ください。

> 平屋の建築実例を見る

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