新築の寝室、夫婦2人なら何畳が最適か迷っていませんか。アンケート結果を基に、人気の6畳・8畳の比較や、家具の配置から考えるレイアウト例を紹介。後悔しないための最適な広さの決め方を解説します。
この記事はこんな人におすすめ
- 夫婦2人の寝室に何畳必要か、広さの目安を知りたい方
- ベッドのサイズや台数に合わせて、使いやすい寝室を計画したい方
- 収納家具やドレッサーを置き、通路も確保できるか確認したい方
- 寝室と他の部屋の広さのバランスを考え、間取りで後悔したくない方
この記事でわかること
- 理想の寝室に必要な広さを割り出すための考え方
- 畳数ごとにわかる家具の配置とおすすめレイアウト
- 快適な空間作りに欠かせない部屋の形の重要性
Contents
夫婦2人の寝室は広いほうがいい?
まずは、新築するなら寝室の広さはどれくらい確保したいか、理想の広さをアンケートしてみました。
【質問】
寝室の広さで最適だと思うのは次のうちどれですか?
【回答結果】
8畳以上 : 48
6畳 : 47
4.5畳 : 5
調査地域:全国
調査対象:【年齢】30 – 39 40 – 49 50 – 59 60
調査期間:2017年10月16日~2017年10月23日
有効回答数:100サンプル

寝室の広さは最低でも6畳以上欲しい
今回のアンケートでは、8畳以上が理想だと答えた人が最も多く全体の約半数を占めました。
・ベッドはダブルでなく、シングルを2つ置きたいので8畳以上あるのが望ましいです。(60代/個人事業主・フリーランス/女性)
・大きなベッドやタンス、テレビなどを置きたいからです。(40代/専業主婦(主夫)/女性)
・ベッドを置いたらスペースなしというのは狭すぎて無理だと思う。(50代/正社員/男性)
8畳以上と回答した人のコメントを見ると、ベッド2台または布団を2組以上置いたときに、周りにもある程度の空間ができる広さとして8畳以上必要だと考えていることがわかります。
寝室にベッドだけでなく、テレビやタンス、ドレッサーなどを置くことを想定すると8畳以上の広さは欲しいと考えるのもうなずけます。
なお、今回のアンケートでは6畳が最適だと回答した人も8畳以上と回答した人とほぼ同数でした。
・寝室は狭くても構いません。その分、他の部屋のスペースが広い方が良いです。(50代/個人事業主・フリーランス/女性)
・夫婦2人だけでしたら、6畳で十分かと思います。広すぎると落ち着かない感じがするので。(40代/正社員/男性)
・ベッドが2つ置ける広さで、且つ、広すぎず、寝るためだけの空間にできるから。広すぎるとベッド以外の家具まで置いてしまうから。(40代/専業主婦(主夫)/女性)
6畳を選んだ人のコメントを見ると、寝るだけの部屋に余分なスペースは要らないと考えている様子がうかがえます。
寝室を広く取った分だけ他の部屋が狭くなるのでは生活しにくくなるし、余分なスペースを作るとかえって要らないものまで置きたくなるから、寝るのに十分な広さがあればそれでいいと考えている人も少なくないようです。
今回のアンケートでは、6畳がベストというよりは6畳でもかまわないというニュアンスの回答が目立ちました。
寝室に何を置くことを想定して答えたかによっても選ぶ広さに差が出たように思われます。
では、この結果を踏まえつつ、寝室の広さを考えるポイントをひとつずつ抑えていきましょう。

まずは寝室に置くものを考えてみて

寝室の広さを考えるときポイントとなるのが、部屋の中に何を置きたいのかという点です。
寝室と言っても、人によって想定している部屋の様子が異なります。単にベッドだけを置くことを考えている人もいれば、ベッドの周りにタンスやドレッサーなども置こうと考えている人もいます。
2人分のベッドと言ってもダブルベッド1台の場合もあれば、シングルベッドが2台の場合も、セミダブルベッドが2台の場合もあり、それぞれ必要なスペースが異なります。
新築の場合は、タンスを置かずにクローゼットを備え付けたいと考えることもあるでしょう。クローゼットをつけてしまえばタンスなどの収納家具を部屋の中に置く必要が無くなります。
クローゼットの出し入れがしやすい位置にベッドを配置することを考えるだけで済みます。クローゼットを備え付けない場合でも、収納スペースがあるベッドを置くようにすれば、物の出し入れに必要なスペースだけ確保すれば、収納家具を置くためのスペースは必要なくなります。
ですから、新築に際して寝室の広さを決める場合は、寝室にどのようなものをいくつ置き、どのような使い方をするかを事前に考えておかなければなりません。
寝室に何を置くかではなく、確保できたスペースを寝室として使わなければならないケースも考えてみましょう。寝室として確保できた部屋の広さ別に、どのようなものが置けるかは次の通りです。
- 4.5畳
ダブルベッド1台もしくはシングルベッド2台をギリギリ置ける広さです。しかし、ドアの開閉が難しくなる可能性があります。4.5畳のスペースを寝室にするなら、出入り口は引き戸にしたほうがよいでしょう。
- 6畳
ダブルベッド1台もしくはシングルベッド2台を置いても、狭いながらも通路が確保できる広さです。
ベッド以外に物を置くのであれば、使うときにどれくらいのスペースが必要かを考えて入れるようにしましょう。
ベッド周りに広いスペースを確保できるわけではないため、使うときのことを考えずに入れてしまうと、スペースに収まっただけで実際には使えないというケースもあります。
- 8畳
ダブルベッド1台もしくはシングルベッド2台を置いてもゆとりがあります。通路を十分確保することができ、周りにテレビやドレッサー、収納家具なども置けます。
- 10畳
リビングとしても使えるくらいの広さです。部屋にベッド以外置かないのであれば広すぎる可能性もあります。

5畳の寝室に置ける家具と広さの目安
主寝室としては少しコンパクトに感じる5畳ですが、工夫次第で十分快適に過ごせます。
ダブルベッドを1台置いた場合、周囲に人が通るための最小限の寸法を確保することは可能です。
ただし、ベッドの大きさが部屋の大部分を占めるため、大型の収納家具を置く余裕はありません。
衣類を収納する場合は、壁面にウォークインクローゼットを設けるなどの対策が必要になります。
部屋の面積を有効活用するためにも、注文住宅ではドアを引き戸にする設計がおすすめです。
【広さ別】主寝室のおすすめレイアウト
広さに合わせた適切な家具の配置を考えることで、快適な寝室をつくれます。
例えば8畳のレイアウトでは、シングルベッド2台を少し離して配置しても、十分な生活動線を描けます。
ベッドのほかに小さなデスクやソファを置き、セカンドリビングのようにくつろぐ空間としても活用可能です。
一方で6畳以下の場合は、家具を片側の壁に寄せて配置し、空いたスペースをまとめるレイアウトが適しています。
主寝室について、夫婦 何畳の広さが必要かと悩んだ際は、置きたい家具と動線をセットでイメージしてみてください。
広さと同時に部屋の形にも注意を
寝室は広さだけでなく、部屋の形も重要です。形によっては置きたい物も置けなくなるため要注意です。和室は決まったサイズや形の畳を敷くため、畳数さえわかっていればそれほど変わった形になることを心配しなくても大丈夫です。
しかし、洋室の場合は同じ面積でも縦横の比率が違ったり、凸凹ができたりすることも考えられます。形によっては同じ面積でもベッドすら置けなくなってしまうこともありますから、寝室に適した形になるようにスペースを確保することが大事です。
置くのがベッドのみなら正方形、ベッド以外に家具も置くなら長方形が理想です。寝室が狭いのに、ダブルベッドなど横幅の広いベッドを置こうとすると、縦向きにおいても横向きにおいても通路のスペースは取りにくくなります。
賃貸住宅などでは部屋の形にあったベッドを用意するか、ベッドの大きさにあう別の部屋を寝室として使うかといった選択も必要になるでしょう。
その点新築であれば、最初から置きたいサイズのベッドが入るような広さ、形に寝室を作ることも可能です。設計を依頼する前の段階で寝室に置くものを考え、それらが置ける形に寝室を設計してもらうことも必要でしょう。

夫婦2人で6畳の主寝室は狭い?
夫婦の主寝室について「6畳 狭い」と心配されるケースが多いですが、部屋の用途によって感じ方は大きく変わります。
寝るためだけの空間と割り切るのであれば、ダブルベッドを置いても通路を確保でき、窮屈さを感じにくい広さです。
しかし、テレビやドレッサーなどを置きたい場合、6畳の大きさでは圧迫感を覚えるかもしれません。
夫婦でゆったり過ごすスペースや、寝る以外の機能を持たせるなら、もう少し広い部屋を検討する必要があります。
空間を広く見せるために、背の低い家具を選んだり、窓の配置を工夫したりする視点も取り入れてみてください。
主寝室の広さについてよくある質問
夫婦2人で使う主寝室は何畳が目安ですか?
夫婦2人の主寝室は、6〜8畳を目安に検討するとよいでしょう。寝ることが中心なら6畳、ベッド以外にドレッサーやデスクなども置きたい場合は8畳以上が候補になります。ただし、必要な広さはベッドのサイズや部屋の形によって変わるため、家具と通路を図面に入れて確認することが大切です。
主寝室が6畳だと狭いですか?
ベッドを中心に使い、家具を絞れば、6畳でも夫婦2人の寝室として計画できます。一方、大きなベッドや収納家具、デスクなどを置くと、通路が狭くなる場合があります。家具が収まるかだけでなく、ベッドへの出入りや収納の開閉、掃除がしやすいかも確認しましょう。
5畳の主寝室にダブルベッドは置けますか?
部屋の寸法やドアの位置によっては、5畳でもダブルベッドを置けます。ただし、ベッド周囲の通路や、ほかの家具を置くスペースは限られます。マットレスのサイズだけでなく、フレームを含めた外寸を確認し、収納や出入り口と干渉しないように配置しましょう。
主寝室にシングルベッド2台を置くには何畳必要ですか?
6畳でも配置できる場合がありますが、ベッド周囲の通路や家具を置く余裕を求めるなら、8畳程度を目安に検討するとよいでしょう。2台を並べるか、離して置くかによっても必要なスペースは変わります。使用するベッドの外寸をもとに、配置を確認しましょう。
主寝室の広さにクローゼットは含まれますか?
間取り図の表記によって異なるため、確認が必要です。「主寝室6畳」と表示されていても、収納が別に確保されている場合と、収納を含む面積で説明されている場合があります。ベッドを置ける室内の寸法と、クローゼットの面積を分けて確認しましょう。
主寝室は広いほど使いやすくなりますか?
広ければ必ず使いやすくなるわけではありません。寝ることが中心なら、必要以上に広くすると空間を持て余す場合があります。一方、読書や仕事、身支度にも使うなら、そのための広さが役立ちます。リビングや収納などとのバランスを考え、寝室での過ごし方に合う広さを選びましょう。
同じ畳数でも主寝室の使いやすさは変わりますか?
同じ畳数でも、部屋の縦横の寸法や、ドア・窓・収納の位置によって使いやすさは変わります。細長い部屋や凹凸のある部屋では、希望するベッドの配置が難しい場合もあります。畳数だけで判断せず、家具を置いた状態で動線を確認することが大切です。
主寝室の広さで後悔しないためのポイントは何ですか?
設計前に、使うベッドのサイズと台数、置きたい家具、収納するものを決めておくことがポイントです。そのうえで、通路や収納の開閉スペースを確保しましょう。将来のベッドの買い替えや、家族の寝方の変化も考えておくと、長く使いやすい主寝室を計画できます。
夫婦2人で過ごしやすい寝室の広さを探ろう

ゆったりとくつろげる寝室にするためには何が必要かを考えたうえで、それらを使用する際にはどれくらいのスペースが必要なのかを正確に調べておきましょう。
物を置けても実際に使えなければ意味がないからです。新築の場合は、設計前の段階で寝室に何を置き、どんな使い方をするかをしっかり考えておく必要があります。
快適に過ごせる寝室にするためには、寝室での過ごし方を早い段階でイメージして設計者と共有することが大事です。
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