ヘリンボーンとは、模様の一種です。
開きにした魚の骨に似る形状からニシン(herring)の骨(bone)という意味をもっています。
クラシカルで上品な印象で、どこか懐かしくほっとするような木のぬくもりを感じることができると、今SNSでも話題になっているんです。
今回は、そんなヘリンボーン床を採用した空間をご紹介します。

ヘリンボーン床のダイニングキッチン

ヘリンボーン床のダイニングキッチンです。
ダイニングスペースは明るめのトーンのヘリンボーン床にしてありますが、キッチンエリアはグレーのタイル床になっています。コントラストが美しく空間を隔てている空間です。
ヘリンボーン床によって空間に奥行が生まれ、インテリアのような効果を発揮してくれています。

ヘリンボーン床のリビング

こちらは先ほどご紹介したダイニングキッチンスペース奥にあるリビングスペースです。
窓に向かってヘリンボーンを組んでいます。

虎斑(とらふ)入りベージュのへリンボーン床

こちらの住宅、床材はすべてオークの無垢材で統一されています。
リビングの床は虎斑(とらふ)入りやベージュの濃淡、木肌の粗細など、さまざまなピースをあえて不均一に組み合わせたヘリンボーン張りに仕上げました。

ご施主様のご要望は「飽きのこないシンプルさ」と「機能的で長く愛用できる実用性」の両立でした。
明るいベージュのヘリンボーン張りの床で、素材感の感じられる洗練された上品な空間を生み出しました。

ヘリンボーン床の玄関フロア

こちらの住宅、玄関エリアのみヘリンボーン床を採用しています。
玄関エリアは住宅の顔ともいえる、お客様をお迎えする最初のエリアです。
玄関をヘリンボーンにすることで感動とわくわく感が生まれます。

ヘリンボーン床で統一された住宅

こちらの住宅では、主要エリアがほぼヘリンボーン床になっています。
ダークトーンのヘリンボーン床なので、大人の落ち着いた空間という印象です。
テレビ周りも木材を使用し、ヘリンボーンで床に動きを出しているので、ダークトーンでも暗くなりすぎないように工夫されています。天井からの採光もしっかりと確保しています。

ヘリンボーン床の木の色合いに合わせ、壁に備え付けた収納棚のドアも木材で作成しています。
ダイニングテーブルにも一部木材を使用するなど、ヘリンボーン床に合わせたインテリアコーディネートをしています。

こちらの洗面台から書斎への廊下もヘリンボーン床に。書斎の床はヘリンボーンにしていないので、程よく空間を隔てることができています。
床で印象を変えたり、空間に変化を生み出したりすることができるのもポイントです。

いかがでしたか?