加古川市で注文住宅を建てるなら知っておきたいポイント!

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加古川市は、姫路市と明石市に挟まれた中核都市です。そのため、兵庫県で注文住宅の建築を考えている場合、地理的条件や街の規模などから、加古川市を有力候補として挙げる人も多いのではないでしょうか。そこで、検討の際の参考となるように、加古川市の人口や交通アクセス、さらにはエリア別情報、子育て環境、人気スポットなどについて解説をしていきます。

 

合併を繰り返してできた街!加古川市の人口や交通アクセス

加古川市は1950年に加古川町・神野村・野口村・平岡村・尾上村の5町村が合併して誕生しました。当時の総面積は約41平方キロメートルに過ぎなかったのですが、その後、別府村・志方村・八幡村・平荘村・上荘村など、次々と編入や合併を繰り返し、現在では約138平方キロメートルにまで膨れ上がっています。加古川市が現在の形となったのは1979年で、その時点での人口は208,832人でした。それから徐々に増加を続け、1999年には269,199人を記録しています。しかし、それ以降は微増微減を繰り返しており、2013~2017年の平均では約26万7千人といったところです。(【加古川市】「平成29年度版加古川市統計書(web版)人口2-1 人口の推移」を参照)

また、姫路市と明石市に挟まれている地域なので、交通アクセスは良好です。JRと山陽電鉄が通っており、市街地にはJR加古川駅・JR東加古川駅・山陽別府駅の3駅があります。そのため、姫路へは約10分、神戸市でも30分ほどで着くことができます。さらに、JR加古川駅から新快速を利用すれば、大阪市内まで1時間ほどです。ちなみに、主要道路としては、山陽自動車道・加古川バイパス・国道2号線などがあり、車での移動もスムーズです。なお、市内には民営バスのほかに、自治体が運営している「かこバス」が走っています。これによって、民営バスが通っていない地域や駅から遠い場所でも大きな不便を感じないようになっています。

 

3つの駅周辺エリアとそれぞれの特徴

加古川市で注文住宅を建てるのなら、加古川駅周辺・東加古川駅周辺・別府駅周辺の3つのエリアが有力な候補となります。これらのエリアにはいずれも市街地が広がっており、人口が集中しています。そのなかでも利便性の高さを重視するのなら、おすすめは加古川駅周辺です。交通の拠点になっている場所だけに、交通アクセスの良さは抜群です。通勤や通学に便利で、駅前には飲食店や百貨店など、さまざまな店舗が並んでいます。市民病院や小児科病院なども徒歩圏内にあるので安心です。市役所は少し離れていますが、直通のバスが走っているので大きな不便を感じることはないでしょう。

また、小さな子どものいる人におすすめなのが、東加古川駅周辺です。近くに保育園や幼稚園があり、安心して子育てに集中することができます。徒歩圏内には夜遅くまでやっている飲食店が複数存在し、加古川駅にも電車なら数分で行けるため、利便性に関しても決して低くはありません。一方、加古川市の南部に位置するのが、別府駅周辺エリアです。加古川駅からは車で15~20分ほどの距離で、エリア内には閑静な住宅街が広がっています。そのため、夫婦世帯などが落ち着いた環境の中で暮らしたいという場合にはピッタリの地域です。

 

子育て支援に関するさまざまな取り組み

加古川市は、市の認可施設に限っていえば待機児童がいくらかいるものの、幼稚園や保育園自体は数多くあります。認可にこだわらないのであれば、子どもを預かってもらえる施設が見つからないなどといった事態にはまずならないでしょう。また、自分が病気やケガで入院してしまったり、仕事が忙しかったりして、どうしても子どもの面倒を見られないという場合に、子どもを短期間施設に預けることができる「ショートステイ制度」があるのも加古川市ならではです。具体的には、2歳未満の子どもは加古川市の指定する乳児院、2歳以上なら児童福祉施設で最大7日間まで預かってもらえるという制度になっています。費用は年齢によっても異なりますが、1泊でおおよそ3~5千円程度といったところです。

さらに、加古川市では子育て支援を目的として、2018年7月から子どもの「通院医療費無料制度」を実施しています。加古川市に住所を持つ小学4年生から中学3年生までの子どもを対象とし、通院医療費が無料になるというものです。何かとお金がかかる子どもの成長期に病院を無料で利用できるというのは大いに助かるのではないでしょうか。それに、加古川市の子育て支援は生まれてきた子どもだけを対象にしているわけではなく、妊娠中のサポートもしてくれるのです。たとえば、希望者の家に保健師や助産師が訪ね、妊娠や出産についてのアドバイスをしてくれる「妊娠訪問」などがその一例です。他にも、市内に「子育て世代包括支援センター」が2カ所あり、そこで出産や子育てについて相談をすることもできます。

一方、教育に関しては、「中学校区連携ユニット 12」という取り組みが目を引きます。これは、中学校の学区を一つの単位(ユニット)として考え、その区域内の保育園、認定こども園、幼稚園、小学校、中学校、養護学校が協力し合って子どもの成長を支援しようというものです。この試みによって、分断しがちだった子どもに対する教育に連続性を持たせ、質の向上につながっていくことが期待されています。

 

日岡山公園や鶴林寺をはじめとする人気スポットがいっぱい!

加古川には自然の豊かさや歴史を感じさせてくれる名所が数多くあります。まず、休日の憩いの場としておすすめしたいのが日岡山公園です。敷地面積が36ヘクタールに及ぶ広大な公園で、その内部には野球場やプールなどのスポーツ施設が揃っています。しかも、日岡駅から徒歩で10分というアクセスの良さも魅力です。ちなみに、公園のある一帯は日岡山古墳群と呼ばれており、5基の前方後円墳が点在しています。そのうえ、花見のスポットとしても有名で、春には約1000本の桜の花が咲き乱れる光景を堪能することができます。

また、山陽電鉄浜の宮駅から徒歩10分の場所にあるのが、黒松が群生している浜の宮公園です。黒松は加古川市のシンボルとして知られており、休日には多くの人で賑わいます。この公園の目玉ともいえるのが西側にある浜宮天神社で、菅原道真公を祀っているこの神社と黒松との絶妙な組み合わせは一見の価値ありです。そして、神社といえば、尾上神社も必見の名所だといえます。小さな神社なのですが、国の重要文化財に指定されている「尾上の鐘」や謡曲の高砂に謡われている「尾上の松」などがあり、見どころ満載です。

一方、お寺では鶴林寺と観音寺が有名です。鶴林寺は聖徳太子が16歳のときに開山したといわれている寺院で、その建物は国宝に指定されています。敷地内には重要文化財がずらりと並ぶ、播磨の法隆寺と称されるほどの歴史的名所です。それに対して、観音寺は曹洞宗の寺院で、黒田官兵衛の妻の生家でもあります。この寺は1578年に豊臣秀吉の攻撃によって落城した志方城の本丸跡に建てられたものです。城郭の遺構は山門脇に石垣をわずかに残すのみですが、観音寺の敷地面積から考えてもかなり大規模なお城であったことがうかがえます。

その他にも、自然に囲まれて野鳥観察を楽しむことができる平荘湖、赤レンガと花崗岩のコントラストが美しい平木橋、大正ロマンの雰囲気を満喫できる加古川図書館など、加古川市にはまだまだ人気のスポットが多数あります。さらに、毎年夏に行われるイベントとして、5000発の花火が加古川の夜空を彩る、加古川まつり花火大会も見逃せないところです。

 

注文住宅を建てるのに適した地域だが場所選びが重要

加古川市は交通アクセスが良く、子育て支援も充実しているため、注文住宅を建てるには適した地域だといえます。ただ、同じ加古川市でも地域によって利便性や生活環境は大きく変わってきます。どこを選んでも一長一短があるので、思わず悩んでしまいがちです。

そこで、土地探しから建築設計までを、注文住宅専門の建築設計事務所「フリーダムアーキテクツ」に相談してみてはいかがでしょうか。

 

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