大東市で注文住宅を建てるなら知っておきたいポイント!

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大東市は高度成長期以降急速に都市化が進んだ街で、しかも、大阪市内に行くにも奈良に行くにもほどよい距離にあります。そのため、近畿に注文住宅を建てようと思った場合、大東市を候補地として挙げる人も多いのではないでしょうか。しかし、結論を出す前になるべく多くの情報を集めることが大切です。そこで、この記事では大東市の交通アクセスやエリア別情報、子育て環境などについて解説していきます。

 

車や電車での移動は非常に便利!大東市の人口と交通アクセス

大東市の面積は約18平方キロメートルであり、甲子園球場でたとえれば460個分に相当します。(【大東市】位置・地勢・すがたを参照)

一方、人口は2010~2015年の平均で12万5千人といったところです。大東市は1956年に住道町、四条町、南郷村の3つが合併してできた街なのですが、当時の人口は3万5千人程度にすぎませんでした。それが、高度成長期の発展に伴って急速に増加し、1975年には11万人を突破します。しかし、その後、勢いは次第に弱まっていき、2000年に128,917人を記録したのちは微減と微増を繰り返しています。(【大東市】2.大東市を取り巻く状況を参照)

ちなみに、この街に住むことを考えた場合、交通アクセスの良さは申し分ありません。市内にはJR学研都市線住道駅、四条畷駅、野崎駅の3つの駅があり、いずれも徒歩圏内に住宅街があるため、通勤通学には非常に便利です。住道駅からなら京橋駅まで約15分、大阪梅田駅にも20分程度で到着することができます。また、東西を走る主要道路として、大阪生駒線と諸福中垣内線があります。阪奈道路の通称通り、東に向かえば奈良県、西に行けば大阪市内に出ます。高速道路は近畿自動車道、阪神高速、第二京阪の3つが近くを走っており、短時間で大阪市や神戸市にアクセスすることも可能です。

 

3つの駅の周辺エリアとそれぞれの特徴

大東市には住道駅、四条畷駅、野崎駅という3つの駅があり、それぞれの近くに住宅街が広がっています。したがって、注文住宅を建てるのなら、この3つのエリアが有力候補となります。なかでも市の中心的存在といえるのが、住道駅周辺エリアです。駅前には大型都市公園が広がっており、家族でゆっくり買い物ができるショッピングセンターなどの施設も充実しています。また、梅田や天神橋筋商店街などに電車1本で素早く行けるのもうれしいところです。それに、小中学校や保育園、医療機関なども徒歩圏内に点在しています。

一方、野崎駅周辺は下町の雰囲気があるエリアです。快速電車が止まらないので大阪市内に出るには少し手間ですが、駅周辺にはスーパーやドラックストア、病院などが複数あるので、日常生活に不便さを感じることはあまりないでしょう。また、山や公園が近くにあるため、自然と触れ合えるのも魅力です。その代わり、大型商業施設は駅からかなり離れており、ここで暮らすのなら車があったほうが無難です。四条畷駅周辺は、四条畷市に隣接したエリアになります。深北緑地公園を始めとして公園が数多くあり、自然も豊かです。日々の生活に癒しを求めるのならもってこいの場所だといえます。ただ、ショッピング施設などは十分とはいえず、車がなければ不便さを感じるかもしれません。

 

豊富な子育て支援や教育に関する取りさまざまな取り組み!大東市の子育て環境

大東市は子育てに関するサポートが充実しています。まず、妊娠した時点で妊婦健診に必要な費用のほぼ全額にあたる12万円を助成してもらえるのはうれしいところです。また、小さい子どもは大人に比べてよく病気になるため、医療費の負担が気になりますが、大東市には子ども医療費助成制度があるので安心です。対象となるのは0~15歳までの子どもで、自己負担限度額を1日500円、1カ月2500円までとし、超過分の医療費に関しては市に申請することにより返却してもらえます。

さらに、大東市では子育て支援の一環として、2歳までの子どもを持つ家庭に「子育てスマイルサポート券」を交付しています。これは、「乳幼児の子育てに関する消耗品の購入やタクシー乗車に利用できるサポート券」と「子育て支援サービスや親子参加型サービスに使えるサポート券」をそれぞれ500円×10枚、それに、夜間救急センターへの片道タクシー券を進呈するというものです。なお、第2子にはサポート券がもう1セット、第3子以降は2セット追加となります。

一方、教育に関しては、学校が休みの土曜日に学べる場を提供し、小学4年~中学3年の生徒は低料金で塾講師の授業が受けられるという制度が目を引きます。そのうえ、放課後や休業日に効率のよい勉強ができるようにと、学習支援サポーター付きの自習室も開設されているのです。そして、2015年度からは市独自の「共通到達度確認テスト」を実施しています。これによって、生徒一人ひとりの課題が明確になると同時に、授業内容の改善にも役立つというわけです。

ただ、大東市は大阪のなかでもやや犯罪件数が多いといわれており、実際に子どものいる家族が住むとなると、治安の問題が気になります。子どもが犯罪に巻き込まれないかと不安を覚える人もいるのではないでしょうか。しかし、統計的に若干数値が高いというだけで、そこで生活をして極端に治安が悪いと感じることはほとんどないはずです。それでも、どうしても心配だというのであれば、大東市のなかでも治安が良いとされているエリアに注文住宅を建てることをおすすめします。たとえば、住道駅周辺などは犯罪件数が少なく、夫婦世帯や若い夫婦世帯でも安心して生活できる場所だといえます。

 

公園や自然の多い憩いの地!大東市の人気スポット

大東市には大小様々な公園がありますが、市民の憩いの場として特に有名なのが深北緑地公園です。大きな敷地内には寝屋川が流れており、緑豊かな水辺の空間を楽しむことができます。また、とりで広場・恐竜広場・ロケット広場の3つの広場には、それぞれのテーマに沿った大型遊具があり、子ども連れの家族に人気です。そのうえ、テニス場、バーベキュー施設、野球場、ザリガニ釣りができるスポットなどが揃っており、1日中無料で楽しむことができます。

さらに、休日に家族でハイキングを楽しみたいのなら飯盛山がおすすめです。標高314メートルの小さな山で、三好長慶の居城、飯盛城があった場所として知られています。飯盛城は中世最大級の山城といわれていますが、遺構はほとんど現存しておらず、わずかに石垣の一部を残すのみです。代わりに、山頂からは大阪平野が一望でき、その景色はまさに絶景です。それに加え、四条畷駅から山頂までのコースは8種類に分かれており、どれを選ぶかによってそれぞれ異なる景色を堪能することができます。

一方、飯盛山から徒歩で約15分、野崎駅からなら徒歩で10分ほどのところにあるのが野崎観音の名で親しまれている慈眼寺です。行基が彫ったといわれる十一面観世音菩薩を本尊とし、1565年に戦乱によって寺が全焼しますが、1616年に復興を遂げています。このお寺で有名なのが、5月に行われる野崎参りです。江戸時代から続くこのイベントは現代でも大変な賑わいをみせ、来場者数は8日間で20万人ほどにもなります。お参りと銘打たれているものの、実質は祭りのようなもので駅前からずらりと屋台が軒を連ね、境内では津軽三味線の演奏や大道芸などが披露されます。

春のイベントである野崎参りに対し、秋の大祭で有名なのが諸福天満宮です。菅原道真を祭神としており、本殿内の社は大東市の文化財に指定されています。なお、祭りが行われるのは10月で、期間中には数多くの露店が出店し、大小さまざまな地車(だんじり)が曳かれる光景を目にすることができます。

 

子育てサポートの手厚さと公園の多さが魅力の街

大東市は子育てサポートが手厚いうえに公園も多く、家族で快適に暮らせる条件が揃っています。大阪市内に短時間で行けるなど、通勤通学の交通アクセスも申し分ありません。ただ、同じ大東市でも、エリアによって利便性や周囲の環境はかなり変わってきます。

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