豊中市で注文住宅を建てるなら知っておきたいポイント!

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豊中市は大阪都市圏のなかでも早くからベッドタウンとして発展してきた街です。そのため、大阪に注文住宅を建てようと考えている人のなかには、豊中市を有力候補として挙げている人も多いのではないでしょうか。しかし、最終的な結論を出す前に、なるべく多くの情報を集めておきたいところです。そこで、この記事では豊中市の交通アクセスや子育て環境、人気スポットなどについて紹介していきます。

 

どこに行くのにも便利!豊中市の人口と交通アクセス

豊中市は大阪市に隣接する中核都市であり、面積は約36平方キロメートルです。(【生活ガイド.com みんなでつくる地域応援サイト】豊中市統計を参照)

人口は2014~2018年の平均で約40万人ですが、過去の推移をみてみると、1985年の413,213人をピークとして減少を続けていたのが、2005年を起点として増加に転じているのが目を引きます。(【豊中市政策企画部企画調整課】豊中市まち・ひと・しごと創生人口ビジョンを参照)

ちなみに、地域別でみた場合、増加傾向にあるのが北部と東部です。一方、西部と南部は減少傾向にあります。これは西部や南部には工業地帯が広がっているのに対し、北部と東部は住宅都市として発展しているためだと考えられます。

また、豊中市は大阪市に隣接しているだけあって交通アクセスの良さも抜群です。新幹線が走っている新大阪駅までは電車で13分の距離ですし、螢池駅から大阪モノレールに乗車すれば、大阪国際空港にも数分で到着することができます。そして、東京まで約100分、札幌まで約175分、福岡まで約75分といった具合に、全国の主要都市ならどこでも3時間以内に到着することができるのです。一方、車で移動する場合は、南北を貫く阪神高速11号池田線・新御堂筋、東西に延びる中国縦貫自動車道・名神高速道路などがあります。さらに、市内の道路交通網も整っており、そのうえ、いたるところを阪急バスが走っているので移動に不便さを感じるといったことはまずないでしょう。

 

大きく5つのエリアに分かれる豊中市!エリアごとの特徴

豊中市は南部・西部・北部・東部・中部と、大きく5つのエリアにわけることができます。そのうち、市の中心的役割を果たしているのが中部です。阪急宝塚線が走り、 市役所や複数の図書館の最寄り駅である岡町駅や駅前に各種店舗が立ち並ぶ豊中駅などがあります。なお、豊中駅を少し離れた場所には閑静な住宅街が広がっています。一方、池田市や箕面市と隣接し、大阪モノレールが走っているのが北部エリアです。1970年に日本初の大規模ニュータウンである千里ニュータウンが完成し、以後、住宅街として発展を遂げてきました。千里中央駅前には商業施設も広がっており、買い物をするのにも便利です。

また、東部は北部と同様にマンションが多く建っている一方で、大阪四大緑地の一つである服部緑地公園をはじめとする自然が豊かなエリアでもあります。そのため、地方からの移住者や若いファミリーなどに人気です。それらに対して、南部は長い歴史を持つ下町といった趣があります。大阪市淀川区と隣接しており、大阪の庶民文化を色濃く残しているエリアです。特に、庄内駅周辺の商店街や豊南市場などは活気にあふれています。

西部は兵庫県に隣接したエリアです。兵庫県伊丹市にまたがって大阪国際空港(伊丹空港)があることで知られていますが、工場が多くて住宅や店舗はあまり見当たりません。以上の点から、夫婦世帯や子育て世帯が注文住宅を建てるのであれば、閑静な住宅街がある中央エリアか高級住宅地の並ぶ北部エリア、あるいは緑豊かな東部エリアなどがおすすめです。

 

充実の子育てサポートと国際化を視野に入れた教育体制

豊中市にはファミリー層が多いため、子育てのサポートが充実しています。まず、乳児を育てている親の助けとなるのが「こんにちは赤ちゃん事業」です。生後2~4カ月の赤ちゃんがいる家庭を保育士や保健師が訪問するというもので、育児に関する情報を提供してくれるほか、さまざまな相談にも乗ってくれます。また、子育て支援センターには0歳児から就学前の子どもが保護者と一緒に遊べるプレイルームがあります。多くのイベントや年齢別講座なども開催されており、親同士や子ども同士の交流を深めたり、情報交換をしたりする場としても最適です。

さらに、豊中市には、小さな子どもとの外出をアシストしてくれる「とよなか子育て応援団」という取り組みもあります。これは「とよふぁみ」というウェブサイトに登録した店舗が子連れのお客様の助けとなるサービスを行うというものです。たとえば、レストランなら子供向けのメニューを用意したり、病院なら待合室にキッズスペースや授乳室を設けたりといった具合です。なお、ウェブサイトに登録済みの店舗には店頭ステッカーが貼られており、具体的なサービス内容は「とよふぁみ」に掲載されています。

一方、小中学校では国際教育が盛んです。複数の学校がユネスコスクールに加盟し、海外との交流を行っています。韓国、ニュージーランドの3拠点をTV会議システムでつなぎ、特定のテーマを決めて互いの学習成果を発表し合う「こども会議」などがその一例です。そのうえ、市内には11もの図書館があり、特に、岡町図書館は「世界のこどもの本の部屋」に何千冊という外国語の児童書が置いてあることで知られています。

ちなみに、豊中市の高校の学区は第一学区です。この学区は教育水準が高く、そういう意味でも子育てに向いている地域だといえます。唯一の懸念材料は待機児童の数が多いことでしたが、新規施設の創設や保育士の増員などの取り組みにより、2018年と2019年は連続で待機児童ゼロを達成しています。

 

個性的な公園がいっぱい!おすすめの人気スポット

豊中市にはさまざまな人気スポットがありますが、市内で暮らす人の憩いの場として外せないのが「服部緑地公園」です。その名の通り、緑の芝生で囲まれた美しい公園で、季節ごとの花が咲き誇る中央の円形花壇が目を引きます。そのうえ、野外音楽堂、遊戯場、乗馬センター、複数のプールやテニスコートといった具合に、1日中楽しめる施設が揃っているのです。なかでも、緑と花に彩られた「都市緑化植物園」は心身をリフレッシュするのにぴったりの空間です。また、公園内にある「日本民家集落博物館」は日本古来の伝統的な民家を各地から移築、もしくは再現しており、過去にタイムスリップしたような気分を味わうことができます。

一方、同じ公園でも大阪国際空港近くにある「スカイランドHARADA」は飛行機の離着陸が間近で見られるスポットとして有名です。特に、マニアが飛行機の撮影をするには最高のポイントであり、大型機が離着陸する光景は圧巻の一言です。他にも、大塚古墳の史跡公園としてリニューアルした「大塚公園」やスポーツ施設とバラ園を併せ持つ「豊島公園」、全長150mのローラー滑り台がある「千里中央公園」など、豊中市にはバラエティーに富んだ公園が数多くあります。

さらに、公園以外の人気スポットとして挙げられるのが、国の重要文化財である木造釈迦如来坐像が収められている「東光院」や、燃える松明のなかでの獅子舞で有名な獅子神事祭が行われる「原田神社」、個性豊かな展示物が目を楽しませてくれる「奥内陶芸美術館」などです。しかし、これらは数ある人気スポットのほんの一部に過ぎません。実際に豊中市で生活を始めた際には、お気に入りの場所をいろいろ探してみてはいかがでしょうか。

 

豊中市で注文住宅を建てるなら暑さ対策は必須!

大阪は狭い盆地を山で囲まれているため、夏は暑くなりがちですが、なかでも豊中市の暑さは頭一つ抜けています。したがって、注文住宅を建てるのであれば、夏の暑さ対策は欠かせません。ちなみに、豊中市はZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の普及を図るため、その導入の際に補助金を出しています。ZEHとは外壁や窓などの断熱性能を高めて冷暖房などによるエネルギー消費を押さえたうえで、太陽光発電などでエネルギーを作り出すことにより、年間エネルギー消費の収支をゼロにしようというものです。暑さ対策になるのに加え、光熱費の節約にもつながるので、この制度を利用してみるのも一つの手です。

 

豊中市は家族が快適に生活する条件が揃った街!

豊中市には閑静な住宅街が広がっており、子育てサポートも充実しているといった具合に、家族が快適に生活するための条件がそろっています。おまけに、交通アクセスは抜群でどこに行くにも便利です。夏の暑さが気になるところですが、それを差し引いても総合評価はかなり高いといえます。

注文住宅を建てる場所として一度検討してみてはいかがでしょうか。

 

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