階段のお話

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CASE366_重ねる家

2019.1.29(火)

今まで巾木、コンセントの話をしてきましたが、今回はすこーしスケールを大きくして『階段のお話』です。
実は、階段はプランニングをする時に、私たちを悩ませる存在です。スペースとしては2帖程度ですが、階段の位置によって間取りが大きく変わってきます。

そんな曲者「階段」。

フリーダムでは、既製品ではなく完全オーダーで設計することが多くあります。曲者だからこそデザインをしたくなるのです。

例えば、蹴込みがあるかないかだけでも空間の見え方が変わってきます。
※蹴込み…踏板(足を乗せる板)と踏板の間を埋める垂直に立った壁や板

CASE414_木と鋼の家

蹴込みをなくしてあげると、目線が奥まで抜けるので空間が広く感じます。また階段に座っておしゃべりしても、本を読んでもいいですね♪
単に上下階を上り下りするだけのアイテムではなくなります。

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CASE612_たなのいえ

デザインや色も自由です。
どんな形がこの家に合うのか、どうしたらすっきり見えるのか、
ラインを細くしすぎて階段が揺れてしまうようではいけない。

そんなことを考えながら詳細の図面を何枚も書いたり、ときには模型でスタディしたりしています。

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現場に入ってからも、図面をもとに大工さんや鉄骨屋さんと話し合いをしながら設計を進めていきます。

階段1つ設計するにもたくさんの時間と、人が動きます。
1つとして同じ家がないのがフリーダムの家づくりです。
時間はかかりますが、新たなデザインを生み出すことがわたしたちの楽しみなのです。
丁寧にデザインを重ね、その家その家に合ったデザインを提案していきたいと思います。

フリーダムの階段事例もぜひ一度見てみてくださいね。​
階段事例をまとめて見てみる。

「かっこいい階段をつくりたい!」「階段を憩いの場にしたい!」

そんなところから家づくりを始めてみてもいいのではないでしょうか。

◆◆愛知県名古屋市の建築実例はこちら

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