LiVES(ライヴズ)2020年1月号


今だからこそ伝えたい、自分だけの空間をもつ楽しみ

独自のシステム開発や海外の拠点など、2020年も留まることなく、さまざまなプロジェクトをスタートさせているフリーダム。時代を先取りしながらも、その視点は「土地探しからの注文住宅」という原点に向い、ITなども駆使しながら、家づくりの本質的な在り方を見据えている。代表の鐘撞正也氏にお話を伺いました。

text_編集部 photograph_satoshi watanabe


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フリーダムが考える2020年の住宅のあり方

【LiVES】 2020年の住宅は、どんな方向へ向かっていくとフリーダムでは予想していますか?

【鐘撞】 「ここ数年は、〝家で何かをする時間”に重きを置く傾向が続いていますよね。
働き方改革などもあって、皆、外でストレス発散をするより、自分の時間を大切にするようになっていますし、忘年会に参加する人が減った、なんてニュースもありました。
僕自身も、家で家族と過ごす時間が増えているし、モノを消費するよりも、ゆたかな時間の過ごし方や健康などにお金を使うようになってきている。
さらに、こうした暮らし方をバックアップしてくれるアプリや、ITと連動した住宅の設備も充実してきています。
2020年も、自分らしい時間、居心地のいい空間を求める傾向は、より強まっていくんじゃないでしょうか」

【LiVES】 そうした中での新しい取り組みは?

【鐘撞】 「消費税増税によって、住宅展示場では来場者数が冷え込んだとのことでしたが、もともとモデルハウスを持たなかったフリーダムではその影響を受けず、昨年の受注数も安定していました。
しかし、もっと多くの方にフリーダムの住まいを体験していただくため、今年はフリーダム初のモデルハウスを東京の浜町に建設予定なんです。
こちらの建て坪は15坪で、地下1階、地上6階に、フリーダムが培ってきた家づくりのノウハウを凝縮したモデルハウスになります」

【LiVES】 フリーダムのモデルハウスが今まで無かった、というのも意外です。
住宅展示場では大きすぎるモデルハウスもありますが、15坪であれば生活をイメージしやすい。

【鐘撞】 「ITで暮らしをサポートするスマートハウスの要素も盛り込んでいきますし、テクノロジーだけではなく、壁や床に本物の素材を使うことで、素材感で暮らしの満足度が変わることも体験できます。
また、趣味に打ち込む空間として、地下にシミュレーションゴルフを設置したり、ペットが心地よくすごすための仕掛けも盛り込んだり。
7つのフロアにフリーダムの住まいづくりを凝縮していきます」

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土地探しの効率を高める、検索システム『ランディ』

【LiVES】 土地探しからの注文住宅」を掲げるフリーダムとして、独自に開発された土地検索システム『ランディ』は、どういった点が特徴なのでしょうか?

【鐘撞】 「『ランディ』はネット上に溢れている土地の情報を一括して、即座に検索できる、フリーダム独自のシステムなんです。
検索したいエリアを入力すると、近辺に出ている土地の情報が地図上にポイントで表示される。個々の不動産サイトで検索する手間が省けるうえ、ポイントをクリックすれば、土地の坪単価や購入にかかる諸経費、そこに家を建てた際の建築費や返済額、さらには土地の条件に合わせた建築可能な間取りや住宅の3Dパースが表示されます。
ここに使われている3Dパースが、フリーダム独自開発の『ミエール』。プランニングの段階から、住宅の完成形を3Dグラフィックで確認でき、さらにVRで室内を歩き回るなどの体験もできるシステムで、現在フリーダムではすべての住宅設計に活用されています」

【LiVES】 土地の購入後に、希望の家が建てられないことに気づく、というような失敗も少なくない訳ですが、これなら事前にイメージできますね。

【鐘撞】 「例えば、ハウスメーカーや不動産会社の営業マンであっても、土地から『どのくらいのボリュームの家が建てられるか』ということを判断できない人は多いんです。
プロも含めて、土地購入のハードルを下げ、流通を活性化させて、よりたくさんの人に注文住宅を建ててもらうために、この『ランディ』を活用してほしい。
そのためにフリーダムでは、この『ランディ』をハウスメーカーやビルダーなどにも解放していく予定なんです」


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ダナンで優れた人材を育てる『BIMセンター』

【LiVES】 ベトナムのダナンに現地の設計スタッフによる『BIMセンター』を開設されたそうですね。この目的は?

【鐘撞】 「フリーダムが採用しているBIM※というワークフローで設計をする現地のスタッフが、現在12名居ます。
スタッフは国立ダナン工科大学を卒業した優秀な人たち。
ベトナムの人たちはBIMを体得するスピードがとても早く、また、日本の建築をリスペクトしていています。
“優秀な人は日本人とは限らない”という視点からダナンに拠点を置きましたが、先日現地スタッフが学生や企業に向けて開いたセミナーにも多くの人が集まり、予想以上に定着しています。
現在は『ミエール』の3Dパースの作成がメインの業務ですが、皆日本の住宅に対しても非常に研究熱心なので、日本からプランナーを常駐させて、徐々にプランニングの技術を習得してもらうことを考えています。
彼らが日本になかったような、住宅のプランを生み出してくれることを期待しています」

2020年は、「自分だけの空間をもつ楽しみ」を伝える

【LiVES】 今年、住まいづくりを検討している人に向けて、メッセージをお願いします。

【鐘撞】 「最近ではあらゆるものをシェアするサービスやサブスクリプション型の賃貸住宅、宿泊など、新しい仕組みが出回っています。
けれど、たとえば出張が続いて、ホテルを転々としているときなどは、知らない間にストレスがかかっているし、やはり我が家に帰ると緊張がほぐれる。
住まいだけは〝自分のもの〟でないと、本当の心地よさは得られないというのが僕の結論です。
 家にいる時間が暮らしのメインになるような居心地のいい空間に愛着をもって、手を加えながら暮らしていく。
さまざまなサービスが乱立する今だからこそ、自分だけの空間をもつ楽しみ方を伝えていきたいですね。
2020年のフリーダムは『土地探しからの注文住宅づくり』に、さらに力を入れていきます」




■LiVES(ライヴズ)
デザイン住宅、デザイナーズ・マンション、リフォーム&リノベーション、建築家など、
スタイルのある住宅を手に入れるための情報誌
隔月刊誌:奇数月15日発売  発行: 株式会社第一プログレス
http://www.livesjapan.com/

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