CASE612 たなのいえ
3階建て7フロアのワンルーム空間
都市に計画された間口1.75間の狭小住宅。シンプルな形状の外観は、外壁を掻き落とし仕上げにすることで表情をつけています。プランでは、3階建て総スキップと屋上バルコニーの7フロアで構成され、家全体がワンルームで計画。また、ピッチ200mmの「たな」で全体を構成することにより、「たな」が棚や床、階段となりそれぞれの概念をなくし、限られた空間を最大限活用しています。内部は、通常下地として使われる「白ラワン・木毛セメント板・塗装下地用クロス」などを内装の仕上げ材として使うことにより、素材感・経年変化を楽しめるだけでなく、住んでいく中で塗装やタイルを張るなどDIYで空間のアレンジも楽しめる住まいになりました。
設計デザイン:フリーダムアーキテクツ施工場所:東京都品川区
※表示中の価格は建築当時のものです。
現在の価格は異なりますのでご了承ください。
費用について
建築費用
- 仮設工事 76万円
- 基礎工事 90万円
- 石・タイル工事 15万円
- 防水工事 14万円
- 本体工事 610万円
- 板金・屋根工事 27万円
- 金物工事 25万円
- 外壁工事 134万円
- 建具工事 90万円
- 塗装工事 63万円
- 内装工事 24万円
- 雑工事 18万円
- 設備工事 315万円
- 諸経費 178万円
- 建築費合計 1,679万円
その他費用
- 外構工事費用 15万円
- 設計費用 12~15%
※施工時期・エリアにより金額が異なります 費用について
CASE612の設計ポイントと間取りの工夫

狭小地に建つ、シンプルな外観の三階建て住宅。

異なった大きさの窓から室内の光が漏れることで、日中と印象が異なる外観となります。

玄関扉と合わせて、インターホンやポスト、宅配ボックスも黒で統一しています。

正面にスケルトン階段がある土間の玄関。

壁際には靴をしまうことが出来る可動棚を取り付けることで、空間を有効活用した収納が可能となっています。

フローリングだけでなく、天井や壁の棚、ダイニングテーブルまで木材を使った、温かみのある空間。

スキップフロアとなったLDKは、壁一面に木製の棚が取り付けられています。

下に収納も出来るような造作ベンチを設けたリビングフロア。

それぞれのフロアで分かれていながらも、緩やかな繋がりが感じられるLDK。


壁付けのステンレスキッチン部分にも、壁付けの棚を設け、空間を有効活用した見せる収納としています。

ダウンライトとペンダントライトを組み合わせて、空間全体の明るさを確保しています。



スケルトン階段でフロアを繋げることで、フロア間の繋がりが感じられると同時に、階段越しに窓から外へと視線が抜けるようになっています。

木の棚がある壁だけでなく、木毛セメント板の壁も作ることで場所によって変化する素材感も楽しむことが出来ます。

建物全体がスキップフロアで繋がっているため、家族間のコミュニケーションも生まれやすくなります。

キッチンの背面にダイニングテーブルを配置することで、動線をコンパクトにまとめています。



壁付け棚とスケルトン階段の踏み板が一体化するようなデザインとなっており、空間の連続性が感じられます。





寝室の壁にも、LDKと同じような木製の棚を取り付け、住まい全体での統一感を作り出しています。

壁付けデスクのワークスペースにある本棚はあえて可動棚とし、フレキシブルに使えるようにしています。

洗面所とトイレをコンパクトにまとめた空間。

ルーフバルコニーには黒い目隠し壁を設け、周囲の視線を遮りつつ観葉植物などを楽しめるようにしています。








