おしゃれだから作りたい?リビングの吹き抜けメリットとデメリットをチェック!

8,221 view

おしゃれだから作りたい?リビングの吹き抜けメリットとデメリットをチェック!

よく海外の映画などで登場する吹き抜けの家。
広々とした空間は開放感抜群で、日本でもリビングに吹き抜けを作る人が増えています。デザイン性のみならず、利便性においてもさまざまなメリットがありますが、同時に存在するのがデメリット。
実際に住み始めてから困らないように、吹き抜けの良いところ、悪いところをしっかり押さえておくようにしましょう。

そもそも吹き抜けはどんな住宅に向いている?

そもそも吹き抜けはどんな住宅に向いている?

吹き抜けは、敷地面積が狭く広い室内空間を構築するのが難しい住宅におすすめです。
近隣の環境や住居の向きによって、採光や通風が確保できない住宅にも向いています。日当たりの悪い部屋は、冬は寒く、夏は湿気でカビが発生しやすいため衛生面で心配です。
風が通らない家も空気の入れ替えがしにくく、体に良くありません。暗い部屋は精神的にも暗くなりがちですが、吹き抜けはこれらの問題について、敷地面積を広げることなく解決してくれます。
デザイン性にも優れているので、おしゃれでスタイリッシュな生活をしたい人にもぴったり。
特にリビングは家族が集まる空間ですので、住居のなかでは一番広くスペースを取りたい部屋です。
明るく自分たちらしい家庭を築きたい人は、ぜひ検討してみると良いでしょう。

リビングに吹き抜けを作りたい人はどのくらい?

スタイリッシュな空間を演出できるリビングの吹き抜け、実際に作りたい人はどのくらいいるのでしょうか?

【質問】
注文住宅を建てるとしたらリビングに吹き抜けを作りたいですか?

【回答数】
作りたい:51
作りたくない:99

調査地域:全国
調査対象:年齢不問・男女
調査期間:2017年06月06日~2017年06月12日
有効回答数:150サンプル

注文住宅を建てるとしたらリビングに吹き抜けを作りたいですか?

リビングの吹き抜け… 実は作りたくない人が多かった!

アンケートの結果、吹き抜けを作りたくないと答えた人が全体の66%であることがわかりました。

・暖房や冷房が効かないような気がするので、作りたくないです。(40代/専業主婦(主夫)/女性)
・予算が許すなら吹き抜けもいいかもしれませんが、部屋数があった方が良いので吹き抜けは要らないです。(40代/専業主婦(主夫)/女性)

多かったのが冷暖房効率の悪さと、吹き抜けより部屋数を増やしたいというコメント。
吹き抜け空間が無駄なデッドスペースになるのではないかと考える人が多くいるようでした。
では、吹き抜けを作りたいと考える人の意見はどうでしょうか?

・二階にいても家族の気配が感じられるし、天井が高いことで開放感も得られる。小さな家でも広く感じるから。(30代/パート・アルバイト/女性)

狭い敷地でも開放感が得られるのが魅力だと感じている人が多いようです。

憧れはあるけれど住んでみると居心地が良いかはわからない…という意見が散見されました。それでは、実際の吹き抜けに関するメリット・デメリットを見ていきましょう。

リビングに吹き抜けを作ると生まれる効果

リビングに吹き抜けを作ると生まれる効果

吹き抜けとは上の階まで天井がつながっている空間のこと。視界が上下に広がることで部屋全体が広く見える効果があり、開放感があります。
敷地面積の狭い部屋に向いているのはこれが理由です。また、住宅の採光と通風を確保するには、窓の向きや近隣の住居環境が重要になってきます。
リビングを南向きや東向きにできなかった場合、部屋のなかに十分な光や風を取り入れることが難しくなります。
その点、吹き抜けがあれば天井に近いところから光が入ってくるので、採光を確保することができます。開閉可能な窓を設置しておけば風を通すことも可能で、多少の立地条件の悪さは吹き抜けでクリアできます。
また、吹き抜けはリビング階段との相性も良く、セットで考えるとメリットを享受しやすくなります。リビング階段とはその名のとおり、リビングに設置された階段のことです。
独立階段のように設置スペースを取る必要がなく孤立していないので、家族がどの部屋にいてもコミュニケーションを取りやすくなります。
デザイン性や家族の結束力を重視する人にとっては、吹き抜けとリビング階段の組み合わせはとてもおすすめです。

押さえておきたいリビングの吹き抜けデメリット

押さえておきたいリビングの吹き抜けデメリット

吹き抜けのデメリットはアンケートの回答でも多かったとおり、冷暖房効率が悪くなってしまうことです。
気温や湿度が安定している春秋は風が吹き抜けるので過ごしやすいのですが、困るのは夏と冬。上下の空間が広いということは、それだけ室温を変えるのも大変だということです。そのため、夏は部屋を冷やすのに時間がかかります。
逆に冬は暖かい空気が天井に溜まってしまうので、肝心のリビングは暖まりません。においや音の問題もあります。焼肉や香辛料を使った料理などの臭いは2階に伝わり、それを不快に思う人も出てくるでしょう。
1階と2階を遮る天井がないため、話し声や生活音は筒抜けです。天窓をつけた場合の普段のメンテナンス方法も考慮に入れる必要があります。
また、災害の多い日本で一番考えておきたいのは、吹き抜けは構造的に弱くなるということ。丈夫な家というのは正方形で1階と2階の同じ位置に壁がある構造をしています。吹き抜けは家の中を支える壁の数が減りますので耐震面では劣ります。何らかの耐震対策は必要になってくるでしょう。

デメリットを解消して快適なリビングにしよう

吹き抜けにはデメリットがあることがわかりましたが、いずれの場合も対策は可能です。冷暖房効率を上げるには天井にファンを取り付けるのがおすすめです。
室内の空気を循環させることで、室温を一定に保つことができます。夏の暑さに負けないためには、屋根の断熱材は性能の良いものを使うようにしましょう。
屋根は直射日光をまともに浴びる場所で、部屋に入ってくる熱の割合も屋根が一番大きくなります。においの強い料理を作るときは、においが2階に流れないように、換気扇を付ける位置を工夫しましょう。
窓を開けてこまめに換気を行うことも大切です。また、吹き抜けによる構造面での弱さは、ほかの要素でカバーすることが重要。
土地の形や広さにもよりますが、なるべく正方形に近い形の家にする、建物の基礎をしっかり構築してくれる業者を選ぶなどを心がけるようにしてください。

まとめ

デザイン性がありおしゃれな反面、生活していくうえでのデメリットもあるリビングの吹き抜け。
一方で住宅の困った状況を改善するための利便性の良さも兼ね備えています。
デメリットの対策をしっかりしておけば、吹き抜けによる不便を感じにくい、快適な住宅になります。
そのためにも吹き抜けの特性をしっかり理解しておきましょう。

◆◆「フリーダムが手掛けたデザイン住宅の作品集を今なら無料でお届けします。

関連記事:

詳しくは、新築だから考えたい!快適なリビングにするためのポイントとは?をご参照ください。

カテゴリー:

新着記事

おすすめ記事