Garage Life2014年7月号

　クルマ好きの憧れでもあるガレージ空間を、より個々のライフスタイルに沿った形で提案する“Carくらす”は、様々なガレージライフをサポートするウェブサイトである。設計士からのガレージ作りのノウハウやデザイン等のアドバイスなどもあり、理想のガレージを楽しむための情報が凝縮された新しいウェブサイトだ。今回はそのCarくらすを通じて、現在進行中であるガレージハウス物件を紹介しよう。

　数社にガレージハウスの相談を持ちかけたが予算や、自分の思い描いたプランには出会えなかったと言う施主は、Carくらすで建築設計事務所フリーダムの存在を知った。これまでフリーダムが手掛けてきたガレージ物件を確認し、そのコンセプトやこだわりを理解していたが、それでも設計士がディスカッション後に作ったスケッチを見て、自分の理想に合うガレージだった時には驚きと興奮を覚えたものだった。

　ガレージに収まるクルマはアルファロメオ・156と購入検討中であるロータス・エキシージ。どちらもボディカラーは赤で、その美しい色とボディラインが際立つようなガレージをプランニングした。

大型テレビとは別にさらに100インチもの巨大スクリーンが隠されたシアタールーム、そしてシアタールームの窓越しに顔を覗かせ、愛車の存在感を身近なものにしてくれるガレージの配置。愛するクルマを眺めながら、大画面で映画やF1などを楽しむことは、至福の時となることだろう。奥様には使い勝手の良いアイランドスタイルのキッチンと、シアタールームともつながる広々としたリビング空間を用意。

　全体的なスタイリングは、モノトーンを基調とし、直線的デザインでまとめたシンプルモダンで、2 台の愛車ともよく似合う。施主は「家を作るなら、こういった居心地ちのよさそうなものを臨んでいた」と、一発目のプランで契約されたという。続く。