女性のための設計アドバイス

実例に学ぶ、快適ライフスタイル講座
収納編

賃貸住宅の場合は、すでに割り当てられている収納スペースをいかに有効活用するかを考えます。
しかし、注文住宅をつくるのであれば、持ち物の種類や量に応じた快適な収納スペースを設計しましょう。
必ずしも「収納は大きければ大きいほど良い」とは言えないことが分かりますよ


Point 1. クローゼットを廊下に設置


「クローゼットは各部屋に1つは必要」と一般的には考えられているかもしれません。でも、必ずしもそれが効率的なスペース活用であるとは限りません。
例えば、2階に2人のお子様の部屋を設置する場合、それぞれにクローゼットを設置するのではなく、廊下に共有のクローゼットを設置します。部屋からクローゼットをなくすことで導線を確保できる上、子供たちが将来的に洋服をお互いに貸し借りするようになった際にはかえって便利にクローゼットを使えるようになります。
さらには子どもだけではなく、家族全員のクローゼットを廊下に設置する方法も考えられます。自分の服を収納しきれない場合は、ほかの家族のあまったスペースを借りるなど、効率的なスペースの活用につながるでしょう。

キッチン編

CASE 395 山の上に浮かぶ家


場所に応じた収納の工夫を

この方法は、2階にお客様は上がってこないということを前提としています。同じ目的の部屋であっても、1階なのか、2階なのかによって収納の工夫は異なってきます。場合によっては扉を付けずにコストを抑え、使えるスペースをより大きくすることもできます。このように場所に応じた効率的な収納方法を見つけることが快適な暮らしの実現につながるのですね。


Point 2. 収納する物のリストを作成


収納を考える場合、片付ける物のリストを作成し、どのぐらいの大きさの物がどれだけあるのかを把握することが大切です。でも、実は、それを把握している方はそう多くありません。引っ越しして初めて「こんなに物がたくさんあったのか!」と慌てられる方も多いのです。
そして、収納スペースは大きければ大きいほどいいと考えられていませんか? でも、考えてみてください。収納できるスペースがあればあるほど、物はその大きさに応じて増えていきます。何が必要で何が不要であるのかをしっかりと考えなければなりません。適切な収納スペースを検討することで、要らない物を処分する契機にもなります。


効率的な収納で「断捨離」生活を!

何が必要で、何か不要か。それを判断するには、やはりリスト作成が有効です。実際に私のお客様にも、そうしたリストを作成し、綿密な収納計画を立て、それをExcelシートにまとめた奥様がいらっしゃいました。その完璧さに驚くと同時に、これぞ「女性らしさ」、「女性視点での家づくりだ」と実感。
シンプルに、すっきりした生活を保つためにも、効率的な収納スペース確保が大切ですね。そして、スペースができれば、あとは「断捨離」生活でしょうか。突然の来客にも慌てず落ち着いて対応できるようにしたいですね。


Point 3. ウォークインクローゼットは本当に必要?


「収納スペースは大きければ大きいほどいい」という思い込みの例として、多くのお客様は、ウォークインクローゼットをご希望されます。しかも、「なんとなく」憧れをお持ちのお客様も多いようですね(笑)
確かに、大きな物をごっそり収納しておくにはウォークインクローゼットがぴったりですよね。しかし、実際のご家庭では、収納したい物の中で一番大きな物を想定すると、それほどの大きなスペースが必要ない、というケースが多いものです。
前項のように、収納したい物リストを作成し、適切な場所に効率的に収納できるような、「収納スペース設計」が重要になります。


ウォークインクローゼットにはデメリットも

ウォークインクローゼットを作ってしまうと、実はかえって無駄なスペースが増えてしまう、という結果になってしまうことがあるのはご存知でしょうか? つまり、クローゼット内の通路部分には何も収納できない、すなわち「無駄」が発生してしまうのです。
ウォークインクローゼットも、広ければ広いだけ良いという発想ではなく、小さいクローゼットとうまく組み合わせた効率的な収納も検討してみてください。きっと家の中がすっきりしますよ。


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